羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

WHOって病気を広める組織?その2

4月28日産経新聞で、米仏がWHO改革で一致、米仏「中国寄り」圧力強化、と言う見出しで記事を出しました。原因はWHOが技術的、医療的に中国に偏っているため、とのことです。
 著者は2月17日のブログで、WHOの電磁波規制のガイドラインには技術的な欠陥と医療的な誤りがあることを述べました。これは電磁波の人体に対する影響について、共振や誘電率と透磁率などの考慮が科学的に正しいとは思えなかったからです。同じように医師たちの間でも1990年代には、長期的に観察する疫学的な評価が不十分であるとする意見が有りました。そして、この度の武漢ウィルス問題では、米仏がWHOは中国の望む様なウィルスの感染情報を捏造して世界中にウィルスを広めた、と意見を出したわけです。
WHOが健康問題に政治性を入れるのは毎度のことですが、WHOが変わることは有るでしょうか。著者は分かっているだけでも30年間の誤情報、誤判断をしているWHOや関係する組織が公正なものに替われるとは思っていません。理由は簡単で、これ等の組織は高度な専門性を持てないからです。もし本当の専門家であれば、自分の国で重要な仕事をしており、既に専門領域での信用を失っている政治性の強い組織に参加することはしないでしょう。WHOから帰って来てもその実績として評価されないからです。
 WHOがこの様な組織になってしまったのは、致し方が有りません。権威が有る処には、それを利用する者が現れるのは必然で、彼らに都合の良い結論をWHOは権威付けを与えるからです。この事態に対して私たちはどの様に振る舞えば良いのでしょう。
電磁波問題に関して言えば、WHOはそれなりのデータを抱えていますが、評価する能力を持ちません。専門組織のICNIRPがガイドラインを作る根拠とした論文には、役に立つものも有ります。彼らの結論としたガイドラインは、使用者の条件によって充分であったり、不充分であったりして、必要にして十分に適正なものではありません。つまり、電磁波の障害とその予防については、今のところケースバイケースで、電磁波と健康と病気の問題は一つの答えにまとめるのが難しく、そもそもガイドラインや見解などと言ってまとめるべきではないのです。WHOはその問題に関わる情報がたとえ異なっていても、それらを列記して結論を出さないことです。各国あるいは各医療機関はその情報に基づいて、それぞれの環境に合った答えを出すのが正しいことです。大事なことは、WHOに権威を与えないことです。

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