羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

武漢ウィルス対策 (手作りマスク用の高機能な生地)

 今日、安倍総理大臣が緊急事態宣言の解除を致しましたが、ここしばらくは外出時にはマスクが必要です。最近はマスクが店頭に出て来るようになりましたが、このマスクの効果と入手可能なマスク用の材料の説明をします。
 ニュースで見ると、これまでは繁華街はお店が閉まり、人通りはがらがらで、通行人はいずれもマスクをしていました。大半のマスクは不織紙を使ったサージカルマスクと呼ばれる、折りたたんで面積を増やすタイプが多く、スポンジ様の材料を使って顔に密着性の良い3次元構造目マスクも有ります。サージカル(外科用の)と言うからお医者さん用で高性能と思ったら、これは装着者からの飛沫感染を防ぐものです。ウィルスの直径は0.02~0.2µm、細菌はこの10倍で1~5µmです。これはpm2.5程度よりも小さいサイズですから、サージカルマスクでは、ウィルスや細菌やpm2.5粒子を捕捉することはできません。
 N95マスクは、細菌やウィルスが通り抜けるのを妨げるための物です。N95のNは耐油性が無い、と言う意味で、95とは0.3µmの試験用粒子を95%捕捉する、と言う性能です。これでは最も大きなでもウィルスでも通り抜ける事ができると心配になり、95はウィルスが95%通り抜けると言いたくなるくらいですが、やはり使用した方が良いです。これは、ウィルスが1個で浮遊しているわけでは無く、水分や他の物に付着して漂っていることが多く、サイズが大きくなるからです。この点を理解した上でマスクを使いましょう。下の写真はWikipediaのN95マスクの写真です。見かけはごついですが、最近のマスクはもっと目立つのが多いので誰も気にしないでしょう。

 手に入らないN95マスクと同等のマスクを手作りできる生地の話が、昨日(5月24日)の産経新聞に載りました。内容はウィルスも捕捉できるマスク用の生地についてです。化学繊維や絹など静電気を帯びた素材を組み合わせると、空気中のエアロゾル粒子を効果的に除去できるとの研究結果を米シカゴ大などのチームが発表した、とのことです。
 発表では、0.1µm~6µmの粒子をさまざまな素材の布に吹き付けて、布を通過する前後の粒子の数と大きさを比較し、フイルターとしての性能を調べました。その結果、最も効果が高かつたのは、1インチ当たりの糸が600本程度の高密度な綿の布1枚と、ポリエステル90%、ポリウレタン10%の薄手のシフォン生地2枚を重ねた場合でした。シフォン生地はドレスなどに使われるもので、この組み合わせはN95に近い性能を発揮したとのことです。
 シフォン生地の代わりに天然の絹2枚、綿ポリエステルのフランネル1枚を組み合わせた場合にも高い性能を発揮し、綿ポリエステルの中綿入りの綿キルト生地は、1枚でも高い効果が得られたとのことです。
 以上、記事のままを書きましたが、これ等の素材の良い処は、アベノマスクと同じに洗濯が可能なことです。また、アベノマスクはガーゼが5、6層構造になっているので、これ等の生地を間に挟むか適当にガーゼを切り取って間引いて挟み込むか、工夫したらいかがでしょう。外見はアベノマスクで性能はN95です。ただし、間引くのは自己責任です。
 封鎖が解除になったと言っても、これからもマスクはした方が良いです。エアゾル化したウィルスを吸い込む危険を減らす高性能マスクを自作して使いましょう。

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