羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

コロナその5、感染拡大へゲームの理論の適用、そしてウィズ・コロナへ

 このところ、東京都が感染者数で1強状態で、1週間連続で増え続けています。6月8日に「東京の次の感染ピークは7月半ば?」などと楽観的な見解を書いてしまいました。現実は5週間周期説なんて生易しくありません。都の発表する3段階の外出基準は、慌てふためいた“アラート”などと言う雑な責任逃れ言葉を上に被せられて、ダブルスタンダード状態となってしまい、3段階基準に従って外出した人たちの間で感染が広まっています。下の図は、上が6月8日、下が今日、16日の東京都発表の新規感染者数のグラフ、こちらは信用できます、です。

 8日の時点では、これから下がって2週間後6月末ごろに底を打ち、7月半ばに3回目のピークとなる、などと言う予想をしてしまいました。これは間違いでした。お詫び申し上げます。今のところ、感染者は新宿を中心とした歓楽街を訪れた人たちが、主なウィルス拡散源となっている様です。この地域の感染源はおそらく1人で、感染者たちのウィルスのDNAは同じでしょう。(ウィルスが進化して、難しいかもしれませんが)。

 これからが本題です。
 株価や賭け事、経済活動などの社会活動の説明にゲームの理論が使われます。これは“周囲の情報”に応じて、行動を調節することで今までとは違う傾向の社会活動になる、とするものです。6月の最初までは、都市封鎖が自主的にほぼ完ぺきに行われていました。しかし、封鎖を緩めても市民は未だ自主規制を続けるだろう、とお役所は思ったのでしょう。しかし、“緩めると言う情報”が自主規制の社会情勢を壊し、新規感染者数の周期性が無くなりました。あわてて出した”アラート“は意味を理解されず、ゲームの理論学者たちは、より複雑で壮大な実例が出来た、と思っていることでしょう。東京都は、自分の出す情報の社会へ影響と結果をもっと専門性を持って理解し、検討をしてもらわなければなりません。こちらの方は壮大な素人です。
 武漢ウィルスは死者の原因となり、経済活動の悪化の原因ともなります。少し前までは、東京都は世界の模範となれるのでは、と期待をしていましたが、違う事態となりそうです。橋や建物の夜間照明を赤くするだけで、責任逃れをされてはかないません。都民は否応なしにポスト・コロナ→ウィズ・コロナへと連れて行かれるのですから。

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