羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

ドイツ製の電磁波関係商品の技術

 第2次大戦中、日本はドイツから工業製品をUボートで輸入し、参考・コピーして電気機器を作っていました。この記憶が1920年代生まれから、1960年代生まれまで受け継がれ、比較的高齢者にはドイツの技術への信仰が有りました。しかし、最近の若者にはドイツ信仰は無く、本家ドイツの工業技術は高齢化、形骸化しています。
 未だに日本国内ではドイツ社への評判は悪くありませんが、工業製品全般の質が低下したように思います。これは、メルセデスベンツ、BMW、アウディなどのデザインの進歩が、日本やフランスに比べて止まっている様に思えます。
 これは、ヨーロッパ経済全体が中国に頼らざるを得ないこともあり、新興国受けを狙った古めかしいデザインで、中国での売り上げの維持を図っているのかもしれません。自動車の先進国の米国では、ドイツ車のデザイン、耐久性に於いて日本車に上位を奪われていますから、ドイツ製自動車の品質レベルはこのようなものなのでしょう。
 工業の質は、この他にも軍事力で観ることができます。まず、米国の軍事力は圧倒的で、世界を30年以上引き離しており、軍事力のベースとなる電子技術と機械加工技術は民生用でも同様です。一方、ドイツは陸海空軍いずれも稼働率が極度に悪く、航空機や軍艦、戦車などの稼働率は10%以下と言われます。このことから、製造およびメンテナンス技術において、英国やフランスに10~20年遅れているといえます。ちなみに几帳面な我が国の陸海空自衛隊の装備品の稼働率、は定期性備品を除けば問題ないと言われます。

 ドイツの電子技術を、もう少し詳しく観てみましょう。ドイツ製の電子装置は、アナログ技術が優れているので、未だに侮れません。しかし、デジタル技術を加えた場合、米国や日本製を超えていないと思います。それともう一つ、ドイツ製品には基礎的な科学力が不足しています。VW社が排気ガス制御に不正プログラムを書き加えて、規制を回避しようとして罰を受けたのには、驚きました。これは排気ガス浄化と言う工学と科学が融合している技術分野が欠落していたため、と思います。
 電磁波領域でも同じです。電磁波は磁界と電界が相互に作用して伝搬しているので、電磁波を制御するには、両方に対処しなければなりません。しかし、電磁波障害への対策商品の内で、導電性の布を使ったカーテンや帽子、シャツは電界だけしか遮蔽しないため、携帯電話帯域の電磁波にはどれだけの効果があるか、分りません。
また、電話機にボタン型の部品を貼りつける対策品は、波長にもし合わせているとしたらですが、製品を波長に合わせるために、セラミックなどの誘電体を使っているでしょう。誘電体はいずれも誘電体損が大きく、受信時の電磁波を弱めるので、かえって送信時の出力を大きくして身体への被曝量を増やします。などなど人体への影響を減らす観点での基礎的な電磁気学(理工学部の大学1年での必修科目です)への考察が不十分です。
 具体的な説明がご希望であれば、別のブログで説明をいたしましょう。
 話を本題に戻して、ドイツの電磁波対策関係商品の多くは電磁気学的な考察と評価を行うと、看板通りの効果を出せるか疑問です。電磁波は目に見えないことから消費者は売り手の言葉を信じるしか有りません。これらの商品を輸入した日本の商社は、説明通りの性能が有るか、国内の信頼できる第3者測定施設で確認をして公示する責任が有ります。消費者は、問い合わせるなどで確認の上で購入をされるとよいでしょう。
 これもご希望があれば、別のブログで説明をいたします。

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