羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

温暖化の原因は炭酸ガスではなくて、海面からの水蒸気です

 現在、世界中が産業の重点を温暖化対策に向かっています。しかし、残念ながらこの方向は間違いです。温暖化の主原因は空気中の水蒸気H2Oであって、炭酸ガスCO2対策を重点にすると、やがては国が傾きます。
 地球環境研究センターの畠徳太主任研究員は、温暖化ガスの5割はH2Oで、CO2は2割に過ぎない。主役はH2Oである、と言う発表をしました。
 国立研究開発法人海洋研究開発機構技術研究員の藤田実季子博士は、海による水蒸気量変動が、日本領域スケールで温室効果を強化している、と発表をしています。
 一方、これまでCO2が原因だと言っていたIPCC(国連気候変動に関する政府間パネル)の報告を見直すと、レベルが低い科学的根拠が不十分の説、としか言えません。IPCCは科学者集団ではなくて、政治性の強い俗物達の集まりだったように見えます。今後、IPCCを担いでいた世界中の政治家や環境派は、拠りどころが無くなります。
 それでも、原因が違っても起こることは同じです。温暖化によって、赤道付近での山火事と、北極地方の氷の融解と言う両極端現象が頻発しています。

 今後、温暖化ガスが海を発生源とするH2Oであることはいずれ広まり、脱CO2を「錦の御旗」にできなくなります。例えば中国のEVの禁止は、自国の都合に合わせてEV化するとして、輸入制限をする根拠が無くなります。この結果、利益誘導とされて、日米欧から経済制裁を受けることになるかもしれません。脱CO2を貿易問題にしてしまった中国の失敗です。
 H2Oが主体の温暖化は、CO2を減らすことだけでは問題を解決できません。今後は、高度9km(極地方)~17km(赤道地方)の平均11km対流圏という、薄い空気層中で起こっている温暖化の進行を止めるのは、余分な熱、ロス、を出さないことです。つまり、エネルギー効率が良い産業活動を育てることです。
 中国の温暖化対策は、この観点からも技術問題が有ります。全自動車のEV化は効率の悪い発電所の増設を必要とし、効率が悪いので多量のロスを熱として放出して温暖化を促進します。同じように中国の特産品の太陽電池も、シリコン原料の精製や、電力網への組み込みで必要になる送電線工事や、不安定な発電量の平準化で必要となる発電所の増設、などの太陽電池の生涯産出エネルギーの収支では赤字となり、無駄になったエネルギーを対流圏に放出して、気温を上げます。
 もっとも、太陽は約1.3kW/m2の超強力なエネルギーを地球表面に放射し続けており、これに比べれば、人類の出すエネルギーなど、大したことではありません。それでも、狭い対流圏へのエネルギー注入は少ないに越したことはないでしょう。資源保護の点でもエネルギーの効率化は有効です。
 この上は、IPCCを担いでノーベル平和賞をもらったアル・ゴア元米国副大統領や、太平洋をヨットで渡ったグレタ・トゥーンベリさん、中国で政治・経済・貿易を指導している習近平さん、などの世界中の脱炭素活動で利益を得ている人達は、今後エネルギー効率改善と言う観点で、各種の活動や産業目を向けて頂きたいと思います。
 習近平さん、このまま脱CO2でEV化を続けると、国が傾きますよ。

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