羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

新型コロナ、パンデミックから抜け出す方法

 新型コロナのトレンドはパンデミックから抜け出す方法です。英国は7月19日に経済を全面的に再開し、順調です。イスラエルはワクチン接種が早かったのですが、パンデミック側伊発、ブースター接種に将来をかけています。前者は社会全体でウィルスに対して対抗するものであり、後者はワクチンと言う近代医学に頼る方法です。
 7月19日の英国の状況は、人口が約6,700万人世界トップレベルの新規感染者4万人、入院中94万人であり、デルタ株による第5波これから始まる、と言う不気味な状況でした。この時のワクチン接種(1回)が70%でした。この日をFreedom Dayと呼ばれるほど、英国は全ての規制を無くし、マスク、3密の制限を全廃しました。
 これは、第2次大戦中のチャーチル首相がドイツに対して、国民を信じて戦争を続けた、と似たものを感じます。ある程度の犠牲を覚悟で社会活動を再開したのです。

 早くから武漢ウィルスのパンデミックに非常に苦しみ、日本よりも厳格な3密規制をずっと続けてきましたが、感染者数と入院患者数がリンクしなくなったから、としてジョンソン首相は規制を全面解除しました。7月19日以降はパブやサッカーを再開するなどしており、尾身先生だったら気絶する状態でした。にもかかわらず、他国が第5波で閉じ籠っていたのに、英国は新規感染者数が上げどまりで、入院患者数もそれほど増えていません。一方、下の図から死者数が劇的に減っているので、この状態を続けても問題が無いと言えます。
 英国はこの感染者と入院患者が減らないことを“自由への代償”として認め、現在も社会生活の自由を選択しています。

 これはワクチン接種者が70%を超え、自然感染者数と合わせて社会的な免疫ができているからでしょう。現在の死者の156人は、ウィルスと共存しながら社会生活を獲得するための代償と言えます。これによって武漢ウィルスは、季節性インフルエンザと同じ程度になったのです。

 次は人口932万人のイスラエルです。最も早期にワクチン接種を開始して、4月~6月では新規感染者がほぼゼロで社会活動を始めていたところ、左の新規感染者が7月に入って増え始め、8月からは1万人以上、右の図の死者が50人以上の日が続き、対策は失敗です。
これは、ワクチン2回接種済みが60%であるが、1回だけ接種の28%は抗体が短期間で消えてしまったから、と言われます。さらに、接種資格の有る内の11%が未接種で、実効が60%しかない抜け穴のある国だったわけです。
 英国の70%以上に比べてイスラエルは60%程度で、中途半端に社会生活を始めたからでしょう。日本にとって、英国の成功例と、イスラエルの失敗例を参考にすると、2回目接種が70%に達するまではブレークスルー感染を防ぐ意味も有り、厳格な外出禁止が効果的なようです。結局、疫学的に算出した2回接種が70%と言う数字が、安全を見込んだうえで正しいのでしょう。

 イスラエルは3回目のブースター接種で起死回生を狙います。日本も全員の2回接種が済んだら、ブースター接種を目指すようです。ブースター接種は、抗体の効果を10倍にするという説が有ります。反対論も有りますが、これに期待しましょう。まだ3回目の開始まで時間が有りますから、ゆっくり準備して頂きましょう。
 もはや、ゼロコロナを目指すのは間違いです。比べてみれば日本は英国やイスラエルよりも十分に死亡率は低いのですから、接種率70%を越えたら、社会活動を止めておく必要は有りません。
 早くマスクをやめたいです。

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