羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

トランスジェンダー

 トランスジェンダーとは、医学的には性同一性障害と呼び、生物学的な性と精神的な性が一致しない人のことを言います。つまり、身体の外見は男だが、頭の中は女、と言うことです。トランスジェンダーは、古くから胎児のときの発達障害による内因的な原因で、生まれていました。しかし、工業の発展に伴う農薬や、化学物質が自然界に流出したことを原因とする、外因的な発達障害がこの30年以降増えています。
 この性同一性障害は、胎児の身体と脳の成長が、本来は同時進行で行われるべきが、異なって実行されてしまった、と言う胎児の発達過程での障害です。胎児は、もともとは女性ですが、第1次性徴の時に男性ホルモンを浴びて男性になります。肉体的特徴だけでなく精神的にも男性としての特徴を持ち始めます。
 第1次性徴が染色体異常や、性分化疾患、内分泌器の異常などの内因的な原因で男性化ができないことがあります。この他に最近問題となっているのは、内分泌かく乱物質と呼ばれる性ホルモン様の働きをする化学物質による、外因的な影響によるものが有ります。これらを環境ホルモンと呼ばれることが多いです。環境ホルモンの多くは女性ホルモン様の影響をするので、男の胎児が影響を受けることが多いとされます。
 環境ホルモンは、DDT、BHCなどの殺虫剤、PCBのような油です。さらに、ダイオキシン類は、塩素化合物の燃焼によっても生じる化学物質で、環境ホルモンとして働きます。現在、これらの化学物質は製造を禁じられており、ダイオキシンの様に燃焼で生じることが無いように、屋外での化学物質の焼却も禁じられています。
 この様な環境ホルモンによる影響で、性同一障碍者の数は、産業の発展とともに増えてきました。現在、トランスジェンダーは社会の中で、一つの人格として立場を固めているように見えます。それでも特に軍隊では戸惑いが見られるようですが、落としどころを作るのは、それほど難しいことではないでしょう。
 要は、文明の発達と共に生まれてきた人たちであり、それぞれの地域ごとの文化として多様性を認めれば問題は無くなります。この様な方たちも個々の環境にフレキシブルに合わせた生活ができればよいと思います。法に縛られずに同居するのは自由ですし、遺産相続の遺言状を作ったり、と現在の法律でも対処できます。八百万の神が済む日本では、それぞれの神に従うのは自由です。最近の政治的な対決に巻き込むことは、かえって社会的な偏見と固定観念を作ることになるのでは、と危惧します。

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