羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

新型コロナ・デルタ株の毒性について、お詫びと訂正

 7月7日のブログで、デルタ株は弱毒化している、と申しました。これをこれまでのアルファ株に比べて、インド由来のデルタ株は感染力が強く毒性はそのままだが、ワクチンを接種してあれば重症化と致死率は大幅に下がる、と訂正させていただきます。間違えた情報を発して、申し訳ありませんでした。
以下、言い訳と新たな説明です。
 そこで、ワクチンの接種率が最も高い英国のデータを使って、デルタ株の毒性について検討をいたします。英国のワクチンは、アストラゼネカの2回接種型です。7月2日までの18歳以上(5,200万人)の接種率は、1回接種が85.7%、2回接種済みが63.4%です(東洋経済オンライン7月6日)。英国はこれまでに18歳以上の10%弱が感染しているので、プラス10%がアルファ株に対する免疫を持っています。この結果、7月初旬には、90%に向けてアルファ株への抗体を増やしていました(1回接種の場合)。

上側の感染者数のグラフは、6月中旬から感染者数が急増しており、ワクチンを接種していてもデルタ株に感染することを示しています。さらに、下側の死者数は、ワクチン接種は死者数を下げる効果が有るようだ、と言えます。

 それでは、デルタ株は弱毒化しているのでしょうか。ワクチン接種率が低いインドネシアのデータを使って検討してみましょう。これまで、インドネシアは上手に国民の感染予防を行ってきたようで、そのためもあってか、ワクチンの接種率5%以下と低い上に、効果が50%以下と言われる中国製のワクチンを使っているので、実質未接種とします。
 上の図は、インドネシアの感染者数と死者数のグラフです。英国の例から、デルタ株はワクチンを接種してしていてもいなくても感染しますから、6月に入ってから、英国の様に感染者数は急増しました。この急増によって、インドネシアの死者数は約半月遅れで急増をしています。これがインドネシアと英国の違いです。

 結局、デルタ株はセオリー通りの進化をせず、弱毒化しないで感染力が強くなりました。これが異常かと言えば、そんなことは有りません。ウィルスの変異はランダムで、良くも悪くもなります。今回は悪く出たことになります。
 今までの、時間が経つとウィルスが弱毒化する、と言うのはワクチンも治療法も無い時代の話です。強すぎるウィルスは宿主が死んでしまい、弱毒化した株の方が勢力を増やせる、のがセオリーです。しかし近年は、ワクチンや治療によって伝染する条件を変えているので、強いウィルス株がたまたま現れたのでしょう。残念ながら楽観は許されません。
 今後私たちにとって、英国の例から、死者を減らすのでワクチン接種が効果的です。次にインドで効果が有った、イベルメクチンなどの治療薬の使用が認められるように、声を出すことが大切と思います。

Copyright © 2015-2021 Hane, Inc. & Beacon Associates, Inc.