羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

中国問題とオリンピックと新型コロナと、秋の総選挙の菅首相

 中国共産党党首の習近平は独裁体制を手に入れ、第二の毛沢東を目指して党大会では自分だけ人民服を着て恰好を付けています。ところが、商売相手の米国だった海千山千の商売人のトランプが仕掛けておいた、半導体技術の輸出禁止が中国にとってのボディーブローとなりそうです。さらに、中国では大したことではない人権問題が、西側諸国では大したことで、外交的な包囲網が作られてしまいました。

 2020年の米国大統領選挙では、泥仕合の末バイデンが大統領となり、米国の対中国政策がこれで180度変わると、    習近平さんちょっと安心できたと思いきや、民主党は元々人権問題には厳しい立場を足らなければならないので、ウィグルやチベットの人権問題と、香港の自由弾圧でワンストライク。パンデミックの原因国としての責任感の無さでツーストライク。米国よりも人権問題に敏感なヨーロッパ諸国が、G7で騒ぎ立ててスリーストライクでアウト。従ってG7で作った中国包囲網は米国よりも厳しいです。
 香港返還の約束を破られた英国は、怒っています。空母を中心とした艦隊を早速に送って来て、旧英連邦のQUADを纏めています。フランスがなぜ中国問題に頭を突っ込むのか、理由が分かりませんが、大型の強襲揚陸艦とフリゲート艦を送ってきました。ヨーロッパ諸国にとって、人権と自由はそれくらい大事なのかもしれません。これにひきずられたのか、中国とずぶずぶのドイツでさえも、表向きは対中包囲網に参加です。ただしこれは、形だけの及び腰外交の様で、ドイツ海軍のフリゲートは小型で、とても古くて、1隻だけで日本まで無事に航海できるのでしょうか。
 あちらの及び腰に対して、こちらの菅政権は米中間で腰が落ち着きません。2Fに担ぎ上げられて何かして見せても、階下の国民には声が届きません。今回のG7ではバイデンが出席するので、外交力ゼロの菅首相は事前に米国まで挨拶に行ったりして、親中のバイデンの後ろに隠れられる、と思っていましたが、自主性の無いバイデンはヨーロッパ勢に引っ張られていて、背中に隠れることができませんでした。
 日本はロンドンでは反中国陣営に入った形となり、菅首相は帰国しました。今回は野党も含めて中国非難の声明を出そうとしたら、保守陣営内の根回し不足でそれができず孤立状態となり、醜態をさらしました。
それでは、国内政治でポイントを稼ごう、と思ったら、ウィルス対策で迷走して、都議選に負け、オリンピックがほぼ無観客で中途半端となります。これだけ失敗続きでは、秋の総選挙で議員数を大幅に失って、首相職を失するかもしれません。お困りでしょうね。

 それでも、大逆転の方法が有ります。秋の総選挙の2週間前に自ら2F氏を切れば、菅政権は大勝利になるでしょう。の、はずですが、国民から見れば簡単なことを、難しくしてしまうのが日本の政界です。お手並み拝見です。

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