羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

2020オリンピック 開会式の聖火台とトーチの炎

 昨夜のオリンピック開会式、家族6人3世代で楽しみました。お昼には家内を除いた5人で屋根に登ってブルーインパルスの展示飛行を見物して盛り上がり、夜の8時からの開会式をTVで観ました。橋本氏とバッハ氏は話が冗長で挨拶が演説になってしまいました。天皇陛下はちょっとだけ上がっていらっしゃいました。放送予定は11時まででしたが、12時までかかって聖火を点けて終了しました。この聖火、水素燃料を使いますが、水素は燃えても無色なので、元素の炎色反応をつかって色を出しています。使ったのは重曹(炭酸水素ナトリウム)で、炎の色はナトリウムの色です。

 最終聖火ランナーの大坂なおみさん、いい顔をしていましたね。旗手の八村塁さんも良い雰囲気でした。

 さて、これからが理系の話。昨今は脱炭素が一つのキャッチコピーです。私は脱炭素を無意味と思っていますが、ここでは黙っています。トーチは約1万本作られ、そのうち16本が水素燃料です。全部を水素燃料にするにはさすがに時間的に不可能だったようです。残る約9,990本のバーナー部分は、アウトドア用のランタンを作る新富士バーナーがLPガスを燃料として、強い風雨に耐えるバーナーを創りました。
 水素燃料のトーチは、重要なイベントの時に使われたとのことで、競技場に入ってからのトーチは水素燃料でしょう。このトーチ、トヨタ自動車?が水素吸蔵合金を使った水素供給部分を創りました。バーナーとバルブは、細い穴あけの技術を持つ東京の下町工場が担当したとのことで、全部手作業で勘作業だそうです。
 炎の色付けには、これも重曹を使っていたでしょう。大坂選手を含む他の走者のトーチの炎の色と、聖火台の炎の色を比べると皆同じでした。トーチキスの際、もたもたしていましたが。これはバーナーの温度が上がって、重曹の炎色反応が起こるまでに時間がかかったから、と思います。
水素ガスは水素吸蔵合金をリチウムイオン電源で加熱して出しました。ガス量は加熱温度を制御して出していたとのことです。従って、トーチキスの際、事前に吸蔵合金を加熱して祖嘘を発生しておき、水素量がちょうど良い時に点火し、重曹を加熱したのでしょう。私の推理ですから間違えていたらごめんなさい。

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