羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

韓国の経済と国民生活が断末魔

 韓国の国民1人当たりのGDPが2019年には日本と肩を並べていました。この好調なGDPを基に、文在寅大統領は就任するとすぐに最低賃金を引き上げました。この結果、恩恵を受けたのは一部の財閥系大企業労働者で、多くの中小企業が倒産あるいは従業員を解雇したため、失業者が増えて所得の格差が増大しました。大部分の国民は借金生活をすることになり、税収が減った国は赤字が増えました。これらは画に描いたように理論通りで、財政のプロがいない文政権を明らかにしました。
 文在寅政権が誕生するまで、韓国は少数の財閥企業に依存した貿易国で、GDPは増え、国家財政は黒字でした。しかし文政権は、失政によって増えた失業率を見かけ上増やすために、恒例の公務員の雇用を低賃金で大幅に増や、これらの賃金を、財閥企業からの税金を当てることにしました。
 本来、税金は生産性の有る事業に投資をしなければ、国家は発展できません。高齢者の暇つぶしに賃金を払う様な政策は、真逆の政策です。
 さらに、韓国の産業は底が浅く、世界トップクラスと自称する造船やディスプレーなどの電子製品は、輸入した部品と材料を加工して輸出する組立て産業で、競争力は品質では無く低価格でした。この形態は、部品が汎用品であれば、すぐに中国企業が進出して市場を奪います。韓国企業は生き残るために、利益率を無視して、ダンピングと国の補助金による赤字の補填に頼りました。ダンピングは貿易赤字を作るだけでなく、税収が減った国は補助金を作るために増税して、企業と国家の財政は双子の赤字になり、これも画に描いたような赤字のスパイラルになりました。
 次の問題として、貿易赤字はドル建てなので輸入の原資となるドルが不足しました。しかし対日関係は最悪で日本には頼めず、米国や西側諸国からも突き放されて、低開発国に為替スワップを頼んで回っています。
 他方、国民の借金はウオンなので、韓国銀行がウオン紙幣を刷ればいくらでも貸し出せますが、市中に出回るウオンの量が増えてインフレとなります。つまり、話が元に戻って、最低賃金政策で賃金を上げた分だけインフレとなりました。国民の実質所得は増えず、むしろ、失業者が増えてますます借金で生活をする国民が増えています。ここでも、税収減で国家財政が悪化して、国民と政府は双子の赤字で負のスパイラルです。

 文在寅大統領はこの窮状から逃れるのを諦めた様で、もろもろの失政の批判をそらすために、不動産と株の投機に国民を煽っています。韓国民は博打が好きな様で、まんまとこの策に乗って、徳政令を期待しながら、生活費と投機の資金に借金をし続けています。
 一言付け加えると、この投機したお金は生産を伴いません。株価や不動産価格が上がってもお金の流通速度が速くなっただけで、国力が上がるわけでは有りません。
 現在、韓国は次期大統領選挙戦の真っ最中です。どうやら、次の大統領にはかつらと植毛に医療保険を適用することにした、与党候補の李在明(イ・ジェミョン)氏が当選しそうです。もし危なければ、独房に入りたくない文在寅大統領の与党候補応援の一手は、国民が期待する徳政令を出すことです。これで確実に与党候補は勝てるでしょう。
 ただし、与党候補が当選しても、文現大統領並の反日行動と同じの理解不能の国際政治を2期続ければ、日本だけではなく世界とも距離が離れてしまい、国内経済も悪化するでしょう。そこで人気取りのために、前大統領となった文氏を、朴槿恵元大統領が出た後の独房に放り込むかもしれません。
 対岸の火事、見どころは沢山有ります。

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