羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

朝鮮半島の2国は、今後の東西2分化でどうなるのか

 この20年、韓国の国家と国民の信条は、朝鮮国の再現と、儒教の教えに従って中国という宗主国に朝貢して経済のおこぼれをもらい、世界の荒波から逃れて経済発展を遂げてきました。しかし、左派思想の文在寅政権の財政の失敗の結果、経済は破綻、国民は投機に走り、徳政令を前提のような借金生活を続けています。この失政を隠すために、在任中は小賢しい日本を見下して蹴飛ばすことで国民を紛らしています。

 さて、世界情勢はウクライナ戦争によって、東西を2分化した冷戦構造を作り始めています。韓国と北朝鮮は長年にわたって、パパのロシアと中国ママのエプロンの下に隠れながら、両国の覇権拡張を利用してきました。
 しかし、パパの軍隊の世界2位は嘘だったと、鉄の衣が破け、ママの経済力と言うエプロンは竹製で、米国の経済的圧力で燃え始めています。両国が頼ってきた中露2国は、ここしばらくは自国の立て直しで、助けてくれません。
 韓国の貿易は産業の基礎部分が無い、低価格の部品や材料を輸入して完成品を輸出する組立貿易で、技術不足は税金を注ぎ込んだダンピングで市場を広げてきました。ところが最低賃金増加と、労働時間の制限により製品のコストが上昇し、税金で補助することがかえって国家の赤字を大きくしました。さらに、ドル不足がきっかけのインフレは輸出を増やすはずですが、もともとダンピング輸出だったのでこちらに収益を食われて、国内経済は良くなりません。
 対して、北朝鮮の経済は、農水産物をわずか作り、多くの国民を国外で働かせて仕送りで暮らすことです。大きな貿易収入は有りませんが、外国に頼らずに生きて行けるので、国際情勢の変化には影響されません。
結局、東西2分化後も、朝鮮半島の悲惨な両国の経済状態は変化せず、国民は中露の属国の立場に満足し、貿易のおこぼれで暮らせれば十分と思っているようです。

 今後、両国はどうするのでしょう。北朝鮮は今後に備えてか、健康状態が悪い金正恩に替えられるように、妹の金与正から年上の義理の姉の金雪松を表に出してきました。上下関係の厳しい儒教国家ですから、金雪松が支配者となればアップグレードしたことになるわけで、準備万端整ったと言えるでしょう。
 一方、韓国は形の上では民主主義ですから、次期大統領として尹錫悦を選びました。尹錫悦次期大統領は、日本を金づると考えてか、今は外交団(政策協議団)を送ってきています。しかし、3世代にわたる反日教育は、国民だけでなく彼の深層心理にもその残滓を残すでしょう。東西2分化されて旗色を鮮明にしなければならなくなっても、反日反米の教育の影響が表れてどっちつかずのままでいるでしょう。
 日本は、防衛には役に立たない韓国は、CPTPPやQUADの西側同盟には参加させず、せいぜい緩衝地帯程度にします。防衛ラインを尖閣-対馬ラインまで下げておけば、外交・防衛問題では失敗しません。

 それでも、日本には原料を中国に依存していることと、貿易ルートを中国海軍に邪魔される弱点が有ります。東西が2分化する今後、石油やその他の資源は、輸送ルートを考えながら供給源を他国に広げたり、自分で生産したりするなど、産業の体制を見直し、整える必要が有ります。さらに、あちら側になった朝鮮半島2国は、ミサイルだの人権問題だのでおどしや難癖を付けて、日本にお金をせびりに来るでしょう。放っておくしか有りません。日本にとって、両国は面倒な隣国です。

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