羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

はやぶさ2の年末までのスケジュール

  • 2019/07/25
  • カテゴリ:all

はやぶさ2は、暮に予定されるサンプルリターンに向けて体調を整えています。はやぶさ2が滞在しているリュウグウ は、C型小惑星の中で一番行き易かったために選ばれた、とのことです。S型のイトカワが一番行き易かった小惑星だった、に比べるとそれなりに納得できる理由です。SだのCだのはご自分でお調べください。
http://www.hayabusa2.jaxa.jp/topics/20161125/

話をイトカワへ行ったはやぶさ1に戻します。はやぶさ1はミネルバと呼ぶイトカワに着陸して写真を送って来るロボット(ミネルバ1と呼びます)が搭載されていました。ミネルバ1にもドラマティックな物語が有りました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%83%90_(%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC)

ミネルバは車輪では無く、イトカワを飛び跳ねながら移動するもので、電池では無くて電気二重層コンデンサを使う、モーターはスイス製、ノートPC用のカメラを秋葉原のジャンクを探し回った、太陽電池を安く作るために太陽電池の端切れを使った、などなどドラマが有りました。しかし残念なことに、ミネルバ1は、結局は着地に失敗しました。

はやぶさ2には、年末の帰還の前にミネルバ2の投下のミッションが残されています。はやぶさ2には2種類合計3基のミネルバ2が積まれました。タッチダウン前にはJAXAと会津大学が共同で作った2基が投下されています。それぞれ活動が確認されましたが、現在は日陰に入って太陽電池からの電力が無いので、休止中とのことです。

投下が予定される1基は5つの大学の共同研究で、4校がホッピング型移動機構の開発と比較、1校がカメラの開発を担当しました。ただし、残念ながら制御コンピューターの不具合で、回復の見込みは無いとのことです。それでも1校が提案した移動機構は電気が不要なので、もしかしたら動いてくれる可能性が有るとのことです。いずれにせよ、計画外の積載物は帰還の際に邪魔になるので、ミネルバ2は投下されることになります。

ミネルバ2を投下した1年後のオリンピックが済んだ後に、はやぶさ2は地球に帰還します。次はどんなドラマが起こるか、楽しみに待ちましょう。

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