総裁選後の政界再編
石破首相を担いでいる愚かなリベラル自民党員達によって、唯一の保守主義の高石早苗氏が総裁選で退けられ、財務省の覚えが目出度いリベラルの小泉進次郎氏が最終的に勝って、総裁となります。無能力なので、だれのいう事でも聞くことで総裁になれたわけで、総裁選は“自民党の総裁を選ぶ選挙であり、日本国の首相を選ぶのではなく自民党議員に都合の良い者を選ぶ選挙”だからです。彼は10月中旬には内閣の体裁を整え、下旬にはトランプ大統領を迎えて品と格を値踏みされます。心配ですね。
昨年の衆院と今年の参院で自民党は負け続け、本当は選挙で国民の信任を得なければならないのに、過半数を割っているために首班指名で首相となって解散することもできない、と言う見っとも無い状態です。その上に、総裁選で敗れた高石早苗氏は、保守系の衆院議員約30名、参院議員約20名と共に離党して新自民党を創ることになり、自民党分裂が起こります。
哀れな残された左翼自民党と小泉総裁は、維新の会と連立しても過半数に達することが出来ず、最大野党の立憲民主党と自公立の左翼大連立をして、なんとか首相になることが出来ます。しかし保守議員が抜けて支持率がさらに減った旧自民党と、公明と立民の3党は選挙が有れば大敗するので、政情が安定するまでと称して3年間選挙を行わずに、なんとか党勢を回復しようとします。
この様に議員達は3年間は無事を妄想しますが、裏社会の支配者の財務省官僚は、これら左翼政党はどうでも良い使い捨てであり、次の主流となる保守政党群に利益を与えて浸透し、自公立にもちょっぴりおこぼれを与えて政界を支配し続けようとします。
新自民党、国民民主党、参政党、日本保守党、の4党が票を得ようとする保守層は国民の3割と5割の中間層です。4党はそれぞれの歴史と政見に個性が有り、かつ新党でフレキシブルなため、広く保守と中間層からニーズを集めて支持を得る事が出来ます。一方、左翼で伸びが有るのは極左のれいわ新選組だけで、立憲民主党と共産党を支持するシルバー票2割と票の狩場となる中間層の5割です。立共より過激なれいわはこの両党の票をあらかた吸収し、さらに自公を支持する中間層からも票を集めようとしますが、人材不足で固定化した政策で中間層までは手が出ないでしょう。
保守の4党は共に党首の個性とそれぞれの政索の特徴を出そうとします。新自民は防衛と外交、国民民主は減税と所得の引き上げで財務、参政党は移民問題と雇用問題および医療費削減で厚労、保守党は政治の裏側を暴き引っ掻き回す官房と法務、そして3党共同で歳出の削減とスパイ防止法の成立、再エネ賦課金の廃止です。
この様に、2025年10月の自民党総裁選で小泉候補が勝つことで始まった左翼政党の崩壊までの3年間を、国民は民主党政権の悪夢の3年間を再び味わい、左翼政権への反感を醸成します。保守の4新党はその間に十分な準備を行い、連携関係を創る事ができます。この結果、この結果2028年の衆参両院の選挙で旧自民党、立憲民主党、共産党、維新の会は壊滅的な大敗で合計議員数は約30%となります。4新党は3年後の衆院選と参院選で過半数を取り4党合同で「保守の選択」会派を造り、議会活動を協調して玉木あるいは高市氏を首相として選出し、各党はそれぞれに大臣を出して政策を実行することになります。