羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

都議選から参院選へ

 昨日、東京都議選が行われ、都民ファーストが第1党(31名)となり、次いで自民(21名)、公明党(19名)、立民(19名)、と続きました。この都議選で都市部での自民党の衰退はさらに顕著となりましたが、原因は安倍晋三氏亡き後の自民党議員のボロが出たためで、その象徴がこの写真たちです。

 片や自民党総裁、そして残るは岸田前首相から押し付けられたお目付け役の木原誠二衆院議員が今回は都議選の選対委員長。この写真をご覧になってどう思われますか。私は彼等の目つきが、国民を代表する国会議員としてふさわしくない心根を表している様に思えますし、いかにも裏表が透けて見える底の浅さです。だから、都議選で都民が自民党に投票しなかったのは自民党議員に共通のこの目つきを嫌ったからで、裏金とかパーティー券という表面的なものでは有りません。
 私の住む区は投票率が42%の過疎地で、都民ファーストと立憲民主が1名ずつ当選しました。都民ファーストは国会での維新と同じで小池百合子の個人党で、国政には影響力を持てません。都民ファと立民は国政では支持率が数%に過ぎず、都議選で当選したからと言って、国政選挙でこの通りに得票するとは限りません。投票者は政策に賛同してでは無くて、自民党では無いからと、消去法で決めたからでしょう。今回自民党推薦の中村候補者の得票率は21%でしたが国政での支持層はこんなもんです。
 夏の衆参選挙で自民党に投票するのは、政治意識が“特殊な人達”だけの固定層の20%です。次の選挙で党の印象を創るのは、石破・木原に加えて、岩屋外相を筆頭とした目つきの悪い幹部たちですから、残り80%は確実に反自民票となるので得票率は前回の参院選の38%から半減します。昨日の都議選での22%という実績がこの“特殊な人達”の実態を示しています。
 ちなみに特殊な人達とは、別名”利権層”とも呼ばれる政治的な信条に影響されない人々のことです。照っても降ってもこれだけしか人数が無いので、投票率が上がると自民党の得票率は減ることになります。国政選挙では皆で投票に行きましょう。

Copyright © 2015-2021 Hane, Inc. & Beacon Associates, Inc.