羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

ハゼ釣りとハゼの食べ方

 ハゼは成長すると15cmまで大きくなる、寿命が1年間の汽水域に住む魚です。江戸時代から庶民の魚で、最近はコハダの子供のシンコには結構な値段が付きますが、ハゼに価値が付いたという話しは聞きません。丸のまま調理できる甘露煮がおもな調理法で、開くだけで済む天ぷらも定番料理です。冬になって大きくなったハゼは、カラ焼きして出汁に使われることも有ります。
 ハゼはは季節ごとに住む場所が違い、それぞれ違う釣り方です。私は小学生の低学年の正月前の寒い時期に、父に連れられて岸から少し離れた乗り合い船から釣るハゼ釣りに、連れて行かれました。この時は、短く細い竹を使い、ゴカイのエサで釣りましたが、季節的に寒いので雨が降って寒くて泣いてことを未だに思い出します。
庶民の釣りと言いますが、理系の父は道具へのこだわりが強く、私の棹が細竹を使った安物だったのに比べて、2本つなぎの中通しの2尺(60cm)くらいの釣竿を使っていました。この竿、今もどこかに仕舞いこんであると思いますが、手の込んだものでしたが、現在のカーボンの竿と合成繊維の糸に比べて、カイコの糸を使うテグスは太くて固く、それほど釣れませんでした。
 最近はハゼ釣りのユーチューブ動画がいくつか多くアップされており釣り方も学べ、針から竿まで道具も安く簡単に手に入ります。夏から冬は型もよくなり今はゲームフィッシュ化して、全国で釣れるそうです。最も進歩しているのはエサで、ミミズやゴカイといった面倒な餌が、最近は、冷凍した小さな蒸しホタテ貝を解凍して使うのが良さそうです。貝柱は1回の釣りに数個用意すれば十分ですから、市販の釣り餌よりも簡単で安いです。

 それでも簡単に釣れるからと言って、釣ったからには食べてあげなければ可哀そうです。ハゼは刺身、天ぷら、甘露煮、出汁などの調理法が有ります。ハゼの卵巣は、捨てずに甘辛く煮ると良いです。ハゼの天ぷらは癖がありますが、美味しいです。少し大きいキスの天ぷらの方が今は広まっているようですが、刺身にはハゼの方が評価が高いのは身質がしっかりしているからでしょう。
 ハゼの卵は、5mmちょっとで小さいので沢山つらなければ食材にはなりません。一束(いっそく、100匹のこと)釣ると良いのですが、10匹も釣れれば大丈夫です。上手なハゼ釣り師はハゼが釣り針をくわえた時に合わせて、餌を呑み込ませずに沢山のハゼを釣ります。家族に珍味のハゼの卵巣を楽しんでもらうには、努力が必要ですね。寒くなったら、調理が簡単な甘露煮にも挑戦してください。池波正太郎の「剣客商売」にも出てきます。

Copyright © 2015-2021 Hane, Inc. & Beacon Associates, Inc.