羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

枝豆はビールよりも日本酒に合う

 豆類はタンパク質が豊富で、牛や豚などの動物を食べる事が禁じられていた時代の蛋白質源として、植物性たんぱく質の豆類が庶民に食べられていました。最も多用されていたのは、豆腐に姿を替えた大豆でしょう。大豆が熟す前に食べるのが枝豆ですが、最近は枝豆専用の大豆が有るのでは、と思うくらいに大きくてフックラした美味しい枝豆が八百屋の店頭に並びます。
 私が30年ほど前に新潟県の技術コンサルタントとして働いていた時、夕食に新潟駅前の小料理屋によく行っていました。定番は、冷酒で枝豆を2人前と地魚の刺身をつまみにしてから、熱いご飯に冷酒をかけて蛸で食べていました。新潟の枝豆は地魚の刺身と同じに美味しくて、枝豆の出る季節が楽しみでした。TVなどではビールのおつまみには枝豆、と良く言われます。私はこの時以来、枝豆に本当に合うのはお米の香りが残るひやの日本酒と思っています。
 この時の枝豆は、全国的に有名だった新潟の茶豆でした。新潟平野に入ると田んぼのあぜ道に、枝豆が植わっているのをよく見ましたが、少しずつ商品価値が上がって田んぼ一面に枝豆が植えられるようになりました。当時は茶豆のおいしさが他の地域の枝豆とは一線を画しており、同じ株を持っていても同じ味を創る事は出来なかったとのことです。新潟県の枝豆栽培の方々は「土が違うんだ」と誇っていましたが、最近は品種改良が進んで、新潟以外でつくられた枝豆も十分に美味しくなりました。

 この様に、日本の農業関係者の努力で私たち消費者は、美味しい枝豆を長い期間食べる事が出来るようになりました。春先から秋のおしまいまで、茶豆以外の枝豆を私たちは食べられるのです。ほんの一時期しか食べられなかった茶豆だけでなく、他の産地の美味しい枝豆が食べられる現在、農家の方々に感謝をしています。

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