えんどう豆は美味しくて、お菓子からおかずまで
大豆は多くが飼料に使われ、豆腐や納豆以外に未熟な枝豆くらいしか私たちの目に触れることが有りません。これに対して、えんどう豆は美味しい豆として、昔から楽しまれてきました。下の写真の様に、さやごと茹でても良いし、外した豆をグリーンピースと呼んで料理に使い、煮込んでも良いのです。大福やみつ豆や下の豆かんに使われる豆もえんどう豆です。

えんどう豆は熟した豆を色々な調理で食べられています。昔々、縁日で食べ歩いた時に、塩茹でしたえんどう豆を紙袋に入れて売っていましたが、甘いものが多い中で、塩味のえんどう豆は懐かしいものです。自分でグリーンピースを塩茹でして復刻できるかもしれません。こうしてみると、大豆が豆腐か枝豆しか芸が無いのに比べて、えんどう豆は味付け無し、塩、砂糖、で味付けてされて総菜からお菓子の食材として、大豆や落花生に比べてバラエティに富んでいます。

写真の大福と豆かんのえんどう豆は味無しですが、豆自体が個性を主張しないので、広い用途で使えるのでしょう。ところで、前に書きましたが右側の豆かんは浅草の梅むらの名物で、浅草の見番の近くにあり芸者さんに贔屓されたのでしょう。一度召し上がって下さい。もしかすると、この豆の調理は梅むらの自家製なのではないかと思っています。と言うのは、寒天を仕込んでいるのが近くにある入谷の「あいば」であれば、あいばの豆は梅むらの豆に敵いませんから。この美味しいえんどう豆を試されるだけでも、梅むらの豆かんはお試しになる価値が有ります。
