羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

「スマホの電磁波でがんになる」ニューズウィーク記事

10月30日付けのニューズウィーク電子版に「スマホの電磁波で癌になる」は本当か、と言う記事が掲載されました。ジャーナリストのロニー・コーエンの文章です。

https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/10/post-11205_1.php

記事には、16歳からブラジャーの中に携帯電話を入れていた21歳の女性が乳癌になった例を挙げています。記事にはヘビーユーザーと有りますが、ヘビーユーザーであれば脳の被曝による脳腫瘍を発症するでしょう。乳癌の場合は、長時間乳房に密着させていた携帯電話が発する基地局との交信の電磁波によるものでしょう。ヘビーであっても無くても、癌の起きやすい場所に電話機を長時間密着させていたことが問題です。

同じく、寝る時に枕の下に置くのはだめ、としています。これは間違えで、同一の基地局の電磁波を受信している間、携帯電話は電磁波を発しません。他の基地局からの電磁波が強くなった時に、そちらに乗り換えのための登録の電磁波を発します。従って、就寝中の電話機は位置が変わらないので、電磁波を発しません。繰り返しますが、脳が携帯電話帯の電磁波を被曝するのは、通話中です。この他にも、尻ポケット、靴下の内側、と電話機を保持しないように、と警告をしています。ブラジャーに比べてこれらによる発症の報告は無いとのことです。この3つはオマケみたいなものです。

この記事に注目しているのは、これまでは脳腫瘍だけしか携帯電話帯の電磁波による障害報告が無かったことから、脳細胞以外の組織でも危険説が出されたことです。勿論、科学的な証拠とするには症例数も調査条件も満足できませんから、これで電磁波が乳癌の確率を増やす、と断定はできません。

いずれにせよ、予防原則の立場から、スマホやガラケーは身体から15cm以上離して持ち歩きましょう。それと、通話時の被曝対策にはウェーブセーフを使えます。

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