ひと月前からマスクはしなくても良くなっています
2月10日に厚生労働省は、以下の声明を報じました。
<お知らせ>
これまで屋外では、マスク着用は原則不要、屋内では原則着用としていましたが、令和5年3月13日以降、マスクの着用は、個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。本人の意思に反してマスクの着脱を強いることが無いよう、ご配慮をお願いいたします。
厚労省は声明文に続いて説明として、
医療機関の受診時や高齢者施設の訪問時、通勤ラッシュなどの混雑した交通機関に乗車する時、にはマスクを着用しましょう、としています。また、高齢者、基礎疾患が有る者、妊婦は“感染拡大時に混雑した場所に行く時”はマスク着用が効果的、としています。現在、感染拡大時では無いので、これらの方々も屋外や空いている電車に乗る時は、二重の条件でマスク無しでも良いことになります。
それにもかかわらず、この方たちはマスク着用中です。
産経新聞紙面からのコピーですが、記事の表題は「緊張感無き良識の府」参院、です。緊張感が無いので、審議会室はがらがらで密では有りません。それほど高齢でもないのにマスクをしている。その理由を質問したくなりますが、針の筵に座っているから大きな覆面マスクで顔を隠したのでしょうか。ちなみに、与党側もマスクをしていない方々もちらほらいましたが、こちらは年齢制限に引っかかったのか大半がマスク着用でした。議員の皆さんは、マスク解除の情報を知らない情報弱者なのでしょうか。
さて街を歩くと欧米の多くは非着用ですが、日本人の非着用は1~2割程度のようで圧倒的な差が有ります。議員が議員なら選んだ国民も同じ程度です。
これは博多駅前で取られた写真ですが、成人の非着用は2割程度です。東京に比べると非着用が多いように見えますが、これは非着用の人の多いところを切り取った写真かもしれません。
ひと月前に始まったマスク着用の解除はまだまだ浸透していない様で、政府が信用されていないようです。日本人は他人との差を好まないので、非着用はずっと続くことでしょう。マスク着用は体に悪いわけでも有りませんし、個人の判断ですから是も非も申せません。
そうは言っても、こんなに天気が良いのでさっぱりしたらいかがですか。国民の皆さんがマスクをやめないと、議員さんたちはこれからも覆面(失礼マスク)の下で、ペロッと舌をだしているかもしれません。
追伸で、ご感想を頂いている方からのコメントです。マスクをしている女性の中には、お化粧が面倒なのでマスクをしている方が多いのでは、とのこと。ナルホド。