自民党崩壊
石破首相は、9月7日に自民党の総裁を辞任し、総裁選には出馬しないと述べました。立憲民主党や共産党からくみしやすい首相として惜しまれながらの退陣です。ただし、石破首相のことですから、辞めると言ったが時期は約束していない、と続ける危険性は残っていますが。
総裁選の予定は、10月4日で党員と党友の投票を考慮する、いわゆるフルスペックです。前回の総裁選では党員票は高市早苗氏に沢山集まりましたが、今回はこの岩盤支持者達は自民党を見捨てているので、余り高市候補に優利とは言えないでしょう。執行部は支持者離れを見越しており、形を整えるためにフルスペック方式を採用したのでしょう。
今のところ立候補者は沢山いますが、最終的には肝っ玉が小さい同僚議員達達は、反グローバリズムの高市氏よりも、親中利権を守ることで利害が一致する小泉進次郎氏を選ぶことになり、岸田、石破と続くグローバリズム政策が継承されます。ただし、この時点では小泉氏は自民党総裁であっても日本国の首相ではありません。過半数に達しない自公は、小泉氏と相性の良い維新から左派の議員の賛成票を買って首相になるでしょう。
そして11月から、小泉自民党による財務省の二人羽折り政治が始まります。石破首相は日本国に対する悪意の塊でしたが、小泉氏は無能力の塊の担がれやすい人物です。担ぐのは財務省で、“どうせ次の選挙では自公立は消えてなくなるから、その前に消費税を15%まで上げて、天下り先を造っておこう。”、を小泉首相は手伝います。つまり、小泉内閣の基本は、増税策です。財務省は次の選挙で参政党、保守党などの減税策政の新党群に自公と立が負けるのは想定内であり、新党は財務省の解体も視野に入れているので、次の選挙までに天下り先や転職先を探しておこう、と操られて小泉氏と自民党は使い捨てです。
それでも3年間は長いです。財務省が操るのは永年の癒着と洗脳で仕込んで来た自公の議員達、中央に出たい維新、そしてマスコミです。マスコミはレジ袋の次の増税王子の小泉進次郎氏を応援しますが、最近はマスコミの情報操作が効くのは高齢者だけです。50歳以下の国民の大半はPCかSNSで情報を得て、増税に反対です。しかし最近のネット動画は、視聴時間を稼ぐフェイクやコピペ情報が溢れており、正しい情報を見つけ出すのが大変です。
そこで効果が有るのが顔出し動画です。この財務省とマスコミの増税や移民推進、夫婦別姓などの情報を壊すために、参政党、保守党、国民民主党などの党首や幹部自らと、賛同する少数の論客が顔出しの政策の説明と情報は信頼性が有り、ネットを使って拡散するのが容易です。マスコミのコメンテーターやニュースキャスターの増税宣伝は、保守の論客の減税動画と比較されて与党と財務省の嘘はバレ始めます。それでなくても、減税策は多くの国民に賛同されて、急激にマスコミは信用と信頼を失うことになります。
そして、2028(令和10)年の7月の参議院、10月の衆議院の任期満了で、減税と移民、そして外交・防衛をテーマとする選挙が行われ、周到な準備の参政、保守、国民、れいわ等の新党グループは大きく進展し、オールド政党の自公立が頼る高齢者人口は毎年160万人減少するため得票数が減り続き、3党合わせた左翼政党ブロックは30%以下まで議員数を減らします。衰退する維新と共産は党としての体裁を無くし社民は議員数ゼロとなります。
勿論、選挙前から自民党や立県民主党の議員はそれぞれ新党に移転しようとしていましたが、新党に移れるのは政治的な能力の高い人物だけで、大部分は入党を拒否され、浪人すれば党からの選挙資金が無いので、そのまま党に留まって自民党や立憲民主党と言う肩書のまま落選します。結局、これらの落選議員達は国民が望むことが何か分からず、国民のための政索を造る作業を行なわず、特に自民の議員達は24年末の総裁選で石破茂を選んだ身から出た錆で、それまでの人生を無駄にして政界を去ります。
3年間のグローバリズム政治で乱れた日本の国民生活と政界は、現在と全く異なるでしょう。それは自民党の総裁選と首班指名の後にお知らせします。