羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

カロリーメイトとレジ袋とポピュリズム政治

 評判の良い小泉進次郎防衛大臣、今度のヒットは激しい行動で知られるレンジャー隊員から、増加食としてカロリーメイトの訴求を要望されました。大臣は早速に担当部署の業務隊長と相談して支給を決めたとのことです。この小泉大臣の行為に対する反対者は無く、左派メディアにも反対の声は有りません。
 さて一方、小泉大臣が環境大臣の時に決めたレジ袋有料化は、大部分の国民からいまだに反対されており、左派メディアは援護をしていません。
 この2つの案件において小泉進次郎氏は、レジ袋の場合は脱炭素の活動家からの直訴あるいは提案でこの案を採用しようとしたのでしょう。カロリーメイトの場合は、現場の自衛隊員からの直訴案を採用しました。これらは共に、直訴、あるいは提案を彼がこの案が有意義であると判断したから担当者につないだと思います。
 両案件の現場からの要望は同じ重さであり、彼は共に要望を実現しました。しかし結果は大違いです。2つの要望は共にバリバリの現場からの声であり、レジ袋への判断には経済性と科学性を要するもので、これまでの彼の学歴と経験からの評価は難しかったはずです。一方レンジャー隊員からの腹が減って仕方がない、は同じ年齢層として体感できる要望だったでしょう。政治的結果としては紙一重で、レジ袋の課題で彼は外れであり、カロリーメイトでは当たりでした。

 小泉大臣だけでなく、政治家には始終国民からの要望や希望が舞い込みます。これ等に全部答えて対応することは、ポピュリズムで最も犯してはならない政治方法です。幸いにも、レジ袋もカロリーメイトもポピュリズムとは呼ばれませんでした。
 今後、小泉進次郎氏は、国民の希望をかなえようとすると、悪意が無くても票に結びつかなくても、現場の声を採用する時に、発表の仕方ではポピュリズムと後ろ指を指される危険が有ります。高市内閣の大臣となってまだ2ヶ月ですが、最近の良い評判を続けるためには、行動を発表する前に、まずポピュリズムに堕していないかをご判断ください。

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