羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

8月8日の自民党両院議員総会は自公立崩壊のきっかけ

 明後日の8日に自民党は署名に基づいて両院議員総会を開催するそうですが、参議院選挙で見せた国民の期待に反する結果が出ることになるようです。つまり、両院議員総会では新総裁の選挙はもちろん、リコールもできないとのことです。これは単に署名が総会の開催を要求するだけで、何をするか決めていなかったというお粗末さです。
 ちょっと考えれば、会議の運営は石破執行部が握っているので、議題や議事運営は石破おろし勢力の思った通りに運ばない様にするのは当然のことです。結局は明日の総会は自民党の石破派の狡猾さと反石破派の愚かさを国民に見せつけることになります。
 あわてた反石破派は、議題を含めた掃海の開催要求の署名活動をはじめたそうでです。しかし、石破派は総裁退任になれば解散と総選挙で脅して、党の公認をあたえない、選挙資金を渡さない、などの恫喝をしてこの署名の妨害をしていることでしょう。おそらく過半数に達するのは不可能で、自民党議員がいかにだらしがないかを明らかにするだけです。
 この様に、石破派のズルさだけでなく反石破派の間抜けさにもあきれ果てました。国民は次の衆院選では反自民の新党に投票したいのですが、さて、その衆院選はいつになるのでしょう。もし衆院選をすれば、自公立は議会の3分の1になり、残りは国民と参政が連立して過半数になるはずです。保身と票集めには長けた自民党議員に、この古い政党の敗北が見えているはずです。
 そんなわけで、9日から自民党議員は自民党の冠を外すために、脱党することになります。地元に組織を持つ議員は無所属となり、力が無い議員は何とか新党や維新に潜り込もうとするでしょう。他党に拾われるのは、昨年の総裁選で2回目にも高市氏に投票した146名の中の衆参議員達です。この結果、衆参自民党は今年中にすっからかんとなります。この結果、勢いからし、国と参と保にもしかすると維新とれいわが加わって過半数となり、この集団から総理が選ばれることになるでしょう。そのうえで、来年早々に衆院選が行われて、各議員は国民の信を問うことになります。
 衆院選は3年後と思っていましたが、石破執行部の悪あがきが自公立の崩壊を招き、思ったよりも早く新党グループが政治を担うことになりそうです。

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