地球温暖化(その5) 日本、ウズベキスタンの発電所整備へ円借款供
2019年12月19日のREUTERによれば、19日に安倍晋三首相は19日、中央アジア・ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領と官邸で会談した。同国の電力供給強化に向けた発電所整備や農産物の輸出促進へ計1878億9千万円の円借款供与を伝達した。と有ります。これは、中央アジアの大国であるウズベキスタンのインフラ整備や経済協力を通じて、関係を深めることになります。
12月20日の「地球温暖化(その3)」で、日本の新型石炭火力発電技術は旧式の発電所に比べて、炭酸ガスの排出が半分近くに減らせる、と記しました。高効率の火力発電所の建設はウズベキスタン国民の生活レベルを上げ、排出ガスが少ないことは保健衛生面を改善し、地球温暖化を防ぐ効果が有ります。
この援助は、地球温暖化に対する我が国の努力を示すものでもあり、化石賞を2回受けたことへの反論でもあり、一石二鳥、三鳥の行為と言えるでしょう。プラスティックごみ問題が解決策を見通せないのに対して、温暖化はお金の問題であり、対策が可能であると思います。