羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

ロシアの大統領選挙で、プーチン氏が続投、とは

 ロシアの大統領選挙で、現職のプーチン大統領が有権者の67.6%を獲得して通算5期目、2030年まで大統領となります。この選挙で気になることが起きたので、お知らせします。

 この選挙結果は、外国から何と言われようと、ロシア人の過半数が寒中水泳で体力と勇気を誇示するプーチン氏を支持していることを示します。
しかし、ゲッティ共同版の気になる記事が3月21日の産経新聞電子版に乗っていました。それは、「ロシア大統領選で、戦争反対、と書き込んだ女性に、8日間拘束と罰金刑」というものです。これは、3日間行われた投票の最終日に投票用紙に「戦争反対」と書き込んだことを、裁判所は国家の資産を破損し、ロシア軍の信用を失墜した、として罰したものです。
 これは、“誰かが”戦争反対、と書き込んだ投票用紙が発見された、という記事ならば良いのですが、問題は書いた人物が特定されたことです。選挙は自由意志で投票を行うもので、これが民主主義の根幹となることです。ところがロシア国では、“誰が、誰に投票したか”が分かってしまう仕掛けになっているわけです。
 これでは選挙が公正に行われている、と言えないわけです。この行為に大統領が関わっているか否かは分かりませんが、プーチン大統領、67.6%が自分を支持しているなんて思わない方が良いです。裸の王様になっていますよ。 
 あっ、もうなっているか。

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