羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

麻生太郎氏とトランプ前大統領の会談

 麻生太郎自民党副総裁とトランプ前大統領が23日にニューヨークのトランプタワーで会談をしました。トランプ氏は、現在ニューヨークで口止め料の支払いを、個人の事業の経費としたことが、選挙のための費用であるとして刑事訴訟を受けています。そのため、麻生さんが今年の1月にアポなしで訪米した時には、会うことが出来ませんでした。
 現職のバイデン大統領に入れ込んでいる岸田首相は、「もしトラ」の気配りができないのではないかと心配です。それでも、だれの発案か知りませんが、「ほぼトラ」を無視出来ず、副総裁の麻生さんにとにかく顔を繋いでおいてもらいたい、だったようです。安倍さんほど上手のトランプ氏と親密になれるかわかりませんが、それでも会って話ができれば上々と、日本では考えていたのでしょう。
しかし、トランプ氏は日本側の期待の上を行った様です。この会談について、一昨日27日の産経新聞の産経抄から引用をすると、トランプ氏は安倍氏と親密だった時に、「貴方の友人はだれか?」と尋ねたところ「麻生さんだ」と答えたとのことで、前々から麻生さんには興味を持っていたようです。
そんなわけで、麻生さんの1月訪問時にもトランプ氏は会談を望んでいたが、共和党の大統領指名争いの最中で都合が付かず、電話で話すことはできたが会うことが出来なかったとのことです。
 そこでトランプ氏は麻生さんに、「自家用ジェット機を回すから米国に来られないか?」と言ってきたそうです。トランプ氏には麻生さんに思い入れが有り、トランプタワーを麻生さんが訪問した時には入り口で出迎えて歓迎しました。

 この厚遇、2016年にトランプ氏が大統領になった時、政治音痴、外交音痴のトランプ大統領を指導したのは故阿部晋三氏でしたが、安倍さんが推した“友人の麻生さん”には、トランプ氏も自分の政治と外交の助言と指南役として、麻生さんとの信頼関係を創っておきたかったのでしょう。
 麻生さんは、安倍氏が存命の時に衝突したことも有りましたが、暗殺された時に「俺が代わってやりたかった、、、」と言ったそうで、親密だが自主的な関係だったのでしょう。麻生さんは、今回のトランプ氏との会談には安倍氏が愛用した生地とブランドを着用して行ったそうです。政治家と言えば独善、と思われる中での双方の気遣いは今後の日米関係にとって、大切なものになるでしょう。
 最後に、昨日28日にアップしたブログは、バイデン氏が大統領になった場合の日米とEUが滅びて行くことを書きました。こうならない様にするには、トランプ氏が大統領となり、多国籍軍需産業の存続を断つ、米国と経済優先の政策を実施することです。

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