パリオリンピック開会式の醜い政治の写真
1枚目は醜悪な、「首を持つ王妃」の写真です。これはフランス革命の時にギロチン断首されたマリー.アントワネット妃をモデルとした首なしの胴体が首を持っており、この像が大きな建物の窓に並んでおり、最期に建物から血を模したとお無われる赤いテープが噴き出します。
次の異様な人達の写真は、レオナルド.ダ.ヴィンチの「最後の晩餐」を模したパフォーマンスです。出演者たちは子供を除いて全員が、ドラグクイーンと呼ばれる自分が女性であると主張する、胸を強調する衣装を着た見かけが女性の男性です。
これらの開会式パフォーマンスは、マクロン政権が創ったもので、フランスが近代国家になるためのフランス革命を揶揄し、キリスト教の教義の根本となるイエスが自身を人々のためにささげる儀式を、LGBTQ問題とドラグクイーンの遊びとして表現しています。
オリンピック開会式を自らの国の国威発揚に使うのはよく有る例ですが、ここまで自国の誇りを否定し、LGBTQを否定する世界の宗教界に真っ向から反対する政治的な意図が露わな開会式はありませんでした。
これらの穏当な常識では思いつけないパフォーマンスは、マクロン政権が何年もかけて作ったもので、リベラルな政権の本音を表しています。幸いにも、イタリアでもイギリスでも失敗した北欧諸国を除いて、欧州のリベラルな政治家たちは選挙で追い払われており、ここフランスでもマリーヌ.ルペン氏が政権を獲っています。
米国ではリベラルな民主党候補が敗れ、保守系のトランプ前大統領が政権をになうでしょう。しかし日本では、マスコミはこの様にリベラリストが常識を破壊する情報は出しまませんし、岸田首相は延命を策してリベラルな政治を続けようとしています。
それでもオリンピック初日での、私達日本人が共有する礼儀の心が現れた美しい写真をお見せします。この写真はオリンピック柔道で優勝した阿部一二三さんが、勝負を終えて一礼するところです。世界一の実力を持つ人物が示すこの行為、日本を見失わない様に、この礼儀を大切にしましょう。