羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

北朝鮮の造ったグルーバルホーク無人偵察機

 北朝鮮が米国が約20年前に造った無人偵察機をコピーして公開しました。この1枚の写真から、北朝鮮の科学と技術力のお粗末さが観えることをお話しします。

 金正恩の後ろに写るこの物体は、米国製のMQ-4グローバルホークとそっくりの外観をしています。MQ-4は既によく知られた機体で、日本も3機のこのタイプのUAVを持っています。もしかすると、北朝鮮はこの機体の設計図をコピーしたか、外観だけをトレースしたの、それとも本物で動くのかもしれません。
 MQ-4の特徴とする機首の大きなふくらみには、衛星通信用のアンテナが内蔵されています。つまり敵地深くまで侵入した時に、偵察データを衛星経由で送るために必要な装備です。しかし、北朝鮮は低軌道の偵察衛星を持っているだけで、この機体が使うはずの偵察情報を中継する静止衛星を持っていないので、こんな大きな機種は意味が有りません。
 さらに、この機体で高度20kmまで上昇すると、球体の地球での視水平の距離はグーグルAI先生の計算では505.2kmです。そして、北朝鮮と韓国の国境から韓国の南端までの距離は約350kmです。つまり衛星通信機能なしでも偵察データを送る事ことが出来るわけで、この点でもこの大きな機種は不要です。
 だから、視る人が視ればこのふくらみを造りつけた技術者の科学的思考力は落第です。こんな人物がたとえ張子の虎であろうとも、多額の予算を費やして国を馬鹿にされる作業をするのは、この民族が劣化しているからでしょう。金正恩も馬鹿にされたものです。
 話しは違いますが、実は韓国もMQ-4を持っています。北朝鮮の奥行きはもっと狭いので、この機はオーバースペックであり、これは対日本用の偵察機かもしれません。韓国と北朝鮮にとって日本は永久に敵国なのでしょうか。そして、両国には理系の人間がいないのでしょうか。

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