剣先するめのスルメは孫も満足
- 2026/01/05
- カテゴリ:all
昔からスルメと言えば、スルメ烏賊を開いた平らにして干したものが大半です。私の幼かった時のスルメは、束で売っていて大きくて厚くて、今の様にペラペラで小ぶりのスルメでは有りませんでした。現在のスルメは完全に品質が劣化しています。昔の大きくて厚いスルメを、日本酒(もしかすると味醂も)に漬けて柔らかくしてから軽く火にあぶったものが、日本酒に絶品で会いました。
父の酒のおつまみを何回か食べたことを思い出します。母にとってはスルメは焼くと丸くひっくり返って均等に焙るのが面倒で、子供に酒のつまみを食べさせてくれないので、盗み食いしました。

昔のスルメは良く育ったスルメ烏賊を使うので、厚くて味が濃厚で、それはそれは美味しかったのです。今のスルメは大きく育つ前に採ってしまうので、出来上がったスルメは薄くて固くて紙を食べてるみたいなものです。
今回はスルメ烏賊ではなくて、剣先するめを干してスルメです。何年か前、小学生だった孫から「スルメを食べてみたい」と言われて、お爺ちゃんは剣先スルメを探し回って、ついに錦糸町駅前の「魚寅」で身に長さが30cmくらいある、今までお目にかかったことが無いくらい大きな剣先スルメを、2枚で2千円で買ってきて孫に振る舞いましたが、それほど感激してくれなかったのが残念でした。
さて、半年ほど前、自分でもスルメを食べたくなり、アマゾンで3枚千円の身の長さが10cmほどしかない小さな剣先スルメを試しに買いました。早速、1枚目をテストで焼いたところ、コンビニのスルメよりは美味しい。早速2枚目を焼いて高校生になった孫ともう一人にも分けて、今度は「美味しかった」と強制的に言わせておきました。
さて、母を悩ませた丸く固まるスルメを平らに焼く方法です。烏賊が焼くと丸くなるのは、表側の皮が焼かれると縮むためです。スルメになった烏賊はどちらが表か分かり難いし皮を剝くなんてのは無理です。そこで、両面に5mm幅くらいで斜めに両方向に浅く切り込みをいれて、皮を切ります。これで、焼かれても皮が切られていて身は丸くなりません。
スルメの焼き方はとても微妙で、生でも焼き過ぎても硬いので、弱火で焙って表面にポツポツと火ぶくれが数個出来始めたらOKです。足、ゲソ、は見の横でひっくり返しながら焙って下さい、足にポツポツが出始めたらOKです。この焼き方、皮のポツポツで分かるのでそれほど難しいものでは有りません。剣先烏賊でなくても、普通のスルメ烏賊のスルメで十分に美味しいです。
