結婚を決めた、たらこの美味しい焼き方
今回のたらこの焼き方は、私が若い時に(現在は)カミさんの実家で夕食に呼ばれて、胃袋を掴まれて結婚を決心した料理です。この話はカミさんも知っていて、今も時々作ってくれます。

ご存知かもしれませんが、たらこは焼き過ぎると塩辛くて、生だと塩気が少し足らず少し生臭い。従って、この写真の様に表面を数mmだけ焼き、中心部は生のままがおいしいのです。
我が家は両親ともに田舎出で、母の漬物と野菜の煮物は絶品で、父の魚の食べ方と選び方はプロでした。しかし、このたらこの焼き方は江戸風の、と勝手に信じています、洗練された手の入れ方で、カミさんの実家で出されたたらこの絶妙な味に胃と心を掴まれたのです。
それから後のことは、プライベートですが落ちが有ります。結婚して新婚旅行から帰った夜、実はこの新妻、これまでご飯を炊いたことが無かったのです。もしかしたら当時すでに炊飯器が発売されていたのかもしれませんが、後からカミさんに効いた話では、お釜の前で手を合わせて祈ったとのことです。
良い思い出です。勿論50年の経験は絶対です。
もしたらこを焼くなら、強火でぱっとたらこを焙るだけ。弱火ではいけません。数mmしか焼かないのは微妙なので、ご自分でお確かめください。この写真の焼き方は温度が低いので、生と焼けた境界が甘いです。
