羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

恵比寿ラーメンを覚えていますか?

 定かでは有りませんが50年ほど前、JR恵比寿駅から駒沢通りを鑓が崎交差点に向かって半分ちょっと行ったところの右側に、屋台に毛が生えたような「恵比寿ラーメン」が有りました。最近の偏執狂的なラーメン屋ばかりと違って、あのころはこれまでのあっさり系からこってり系への移行期だったようです。
 恵比寿ラーメンはあっさり系で、鶏ガラ、豚の膝骨、野菜、煮干しなどで丁寧にとったスープに醤油ダレを合わせたものだったのでしょう。少し恵比寿駅に行ったところには背脂を浮かせた醤油味の香月ラーメンが出店していましたが、私の好みはあっさり系でした。しかし、評判になってお客が沢山ついたところ、夫婦でやっていた御主人の方が胃のあたりを押さえて苦しそうにしていました。
 病気で健康的でない人の造る食べ物を食べるのは嫌なので行かなかったところ、しばらく経って、この屋台のお店が閉じていたことに気が付きました。そして、何年もたって偶然に六本木の俳優座の裏で恵比寿ラーメンを見つけました。早速入ったところ、御主人一人で店を切り盛りしており、奥さんはいません。肝心の味は保たれていなかったので、2度と行くことは無く店も無くなっていました。恵比寿ラーメンの味は、私はあまり詳しくないのですが、長岡の青島食堂の魚臭さを除いた味です。この長岡の青島食堂の支店が秋葉原と浅草橋の中間にあるのですが、支店の方は待ち行列が長いので入った事が有りません。同じ味であれば良いのですが。
 
 私にとって、最近の脂ギトギトのラーメンは重くて体に合いません。昭和のころの味を出してくれるお店は、懐かしいだけでなく体にも大事です。何と言っても、私にラーメンの味を刷り込んだのは、「恵比寿ラーメン」だったからです。そして、今も所々に昭和の味を伝えて食えるあっさり系のお店が有るのは幸いです。

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