羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

辺野古事故当事者を水難事故の観点から糾弾する

 沖縄県の辺野古で2隻の小型ボートが転覆して、乗客の女子高生とボートの操縦者が水死したとのことです。状況では、1隻目のボートが地域的に海底が隆起した波が高くなる地点で転覆して、乗客の女子生徒と操縦者が投げ出されました。これを見た2隻目のボートが救助に向かい、同じ場所で高波を受けて転覆し、2隻目の乗客の生徒と最初に転覆した船の操縦者が溺死したとのことです。
 水難事故と、学校行事中の事故という観点からの両方から、この事故を観ると一番の責任は両方のボートにのっていなかった教員たちです。次が死者を出した2隻目の操縦者の水難事故への対応です。

 教員の責任とは、この様な条件が悪い海に生徒を連れて行く時は、教員が同伴して安全か否かを判断しなければなりません。たとえ海や船に対する知識と経験が無くても、教員には生徒を引率する責任が有ります。波浪注意報の発令下、分からなければ現場の天候と海況について船の操縦者だけでなく、漁師や土地の古老および海上保安庁の職員に安全か否かを質問し、確認した上で海に出るべきでした。これについては既に結果が分かっており、漁師と海上保安庁職員と言うプロが危険と助言をしており、見学中止は容易に決断できたはずです。
 引率教員には、自分が責任を持つ生徒を死なせた第一の責任が有ります。聞くところによれば、船の操縦者には賃金が支払われており、この受益に対する責任として操縦者は責任として出船したことでしょう。これについての責任も彼等教員に有り、決して操縦者だけに船を出した責任を取らせることは出来ません。
 次に第2の責任は、1隻目の転覆現場に近付き生徒を水死させた2隻目の操縦者の責任についてです。水難者救助で最初に教え込まれることは、溺れている者に素手で近寄ってはいけない、と言うことです。溺れるには理由となる危険が存在しており、今回は遭難した場所の波が異常に高く、小型で人員を沢山乗せたボートで近付くことで2次遭難を起こす危険を、操縦者は理解するよりも最初から避けるべき鉄則です。その上に、ほぼ定員いっぱいの船にこれ以上の人を乗せて、荒波の中を戻ることが非常に危険なことは、船を操縦した経験者には常識です。
 この様に、引率教員の無責任と、2隻目の船の操縦者の海難事故に対する無知と非常識が、前途ある生徒の命を奪いました。最終的に責任は学校長やボートの運行責任者などに及ぶことでしょう。
 学校長には法的な最終責任が有り、まずこの様に無責任な教員を雇い、教育し、引率者として選んだことが、教育責任者として強く非難されるべきです。ボートの運行管理者についても、操縦者の安全教育の不備と管理方法についての無責任さを強く非難すべきです。
 調べれば調べるほど、関係者たちの品格の欠如が明らかになる事故です。

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