地球温暖化その6(日本の出資で炭酸ガスを増やすな!)
2020年1月 21日のTHE SANKEI NEWSに、小泉進次郎環境大臣が記者会見で日本企業が出資したお金で、ベトナムの石炭火力発電所の建設を中国企業などが担当する件をめぐり、「日本がお金を出して、作るのは中国。こういう実態はおかしい」と述べ、計画の見直しに向けて議論すべきだとの考えを示した、と述べました。
これは、我国の石炭火力発電のエネルギー効率が世界トップであり、この技術を使うことで炭酸ガスの排出量を抑えることできるからです。2019年12月20日にアップした「地球温暖化(その3) 対策技術の現状」に書きましたが、発展途上国では低コストの石炭火力発電を使わざるを得ないのですが、少しでも高性能の発電設備を進めるべき、と思います。
とは言え、発電所を作るコストの点で中国の企業を使わざるを得なかったのは、ダンピングして注文を取るという、毎度の中国のやり方です。日本の企業はもう一工夫することができなかったのでしょうか。小泉環境大臣、生まれたお子さんの為にも住みよい地球を作って頂きたいです。もうひと頑張りして下さい。