携帯電話の電磁波はたまたま人類に都合の悪い周波数だった
はじめまして
ここ10年以上、電磁波問題に関わっています。携帯電話は身近にあるので身体への影響力は他の家電製品や電子装置に比べて桁違いに大きいのです。携帯電話は身近にあるだけでなく、使っている周波数も生体には影響を与えやすいという不都合も重なっています。
ちなみに、スマートフォンは携帯電話の一種で、使っている電磁波の強さや特徴は同じです。
携帯電話の使っている電磁波は、これより高い周波数では直進性が強く、建物や地形の後ろ側に回りこめないことと、空気中の水分に吸収されて遠くまで飛びません。携帯電話の使う周波数は、地形や水分の影響を受け難く、アンテナも小さくて済むギリギリの高い周波数です。
また、音声や各種デジタル信号を載せる余裕も有ります。ところが、この帯域の電磁波の波長は、人間の身体の各部の大きさと近いため共振して吸収されやすいのです。携帯電話に使い易い周波数は、たまたま人類が影響を受けやすい周波数だったのです。
身体の全てのサイズが半分以下になれば、共振する周波数は空気中の水分に吸収されやすい2GHz以上になり、小児のサイズはもっと共振し難くなっていたかもしれません。と、有り得ない事を望んでも仕方が無く、携帯電話を攻撃するのは、社会に不安を撒き散らすので、賛成出来ません。
携帯電話やスマートフォンと社会との折り合いを見出せるようにしましょう。
2015年2月27日