羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

自公維と言う弱者たちの衰退、高市氏は国民民主党へ

 過半数に満たない与党自民党は、予算案成立のために連立をしなければならず、最初は自公国の連立の予定でした。しかし、機を見るに敏な国民民主党の非課税の最低額を、103万円から強気の178万円へ引き上げることを嫌がった財務省に、勝ち組の国民民主党との連立を解消させられて、代わりに “予算成立のため”と称して財務省の言う通りに123万円にして、負け組の維新の会との連立に組み直してしまいました。この連立は、同盟するなら“勝ち馬に乗れ”と言う常識に反した負け犬(失礼)の集りです。
 時の勢いは、国民民主党に有ります。産経FNNの政党支持の世論調査では、30歳以下の有権者の支持率1位を取り、次がれいわ新選組、自民党は3位です。50代以上は自民党がトップですが、若い世代の支持が少なくては、党はやがて滅びます。公明党はどの年代でも下の方。維新の会は設立から10年たっても地域政党の域から出られない。など3党はそれぞれに衰退するでしょう。
 野党第1党の立憲民主党は、昨年10月末の衆議院選挙で勝ったつもりですが、ほとんどマスコミは話題にしません。政策が無く、目立った人材がいないので、勢いが無いからです。それは自公でも同じで、話題を作れる議員が自民党にはいません。
 現在、国会議員で絵になるのは、国民民主党の榛葉賀津也(しんばかづや)幹事長です。政策の説明や他党の批判に優れ、ユーチューブには彼が頻繁に出ています。国民民主党の高い支持率は、玉木党首の「年収の壁103万円」を壊す政策と、榛葉幹事長の政策説明のユーチューブによるものです。
自民党が壁を壊せなかったのは財務省が邪魔をしたからで、自民党には“ザイムの壁を破る力の無い弱い党”というレッテルが貼られ、国民の間には「財務省解体デモ」の運動が盛んです。この反作用として国民民主党がさらに評判が上がっています。
 今の政界で、政策を語れる議員はこの榛葉氏と自民党の西田昌司(にしだしょうじ)氏だけですが彼は無役です、通常は各党の政策説明は幹事長が行うのですが、自民党の幹事長って誰だっけ?立憲民主党に幹事長っているの?の状況です。さらに、公明、維新、共産党は党首さえも知られていません。唯一、共産党の女性党首は忘れられないお顔ですが、お名前は憶えていません。と、どの党もどの議員も、ただ飯を食って議員会館で昼寝をしているだけです。
 今夏の選挙では、国民民主党が第1党になるでしょう。かつての不毛の民主党政権時代の3年半は、鳩山首相と蓮舫議員が盛り上げて、菅直人首相がどん底に落とした後はジリ貧で、野田総理の時に安倍首相に取り戻され、とダイナミックでした。これに比べて玉木党首と榛葉幹事長のコンビは長続きして、国民民主党が与党として固定化するでしょう。落ちぶれた自民党に残った左派議員の自民党は第2の社会党となりやがて滅びます。
 しかし、こんな無風国会に、トランプ大統領が仕掛けてイーロン・マスクが実行中の、米国の政界を刷新するUSAID問題が日本にも波及して、今後しばらく日本の政界をかき回します。USAID問題とは、左派思想の米国民主党とCIAが、USAIDを隠れ蓑に使って世界中の左派政治家に資金提供していたことです。資金の動きが記録されたUSAIDのサーバーは、イーロン・マスクが率いるハッカーが消去されない様に、保全を目的として閉鎖しました。
 この記録を使って、今後多くの関係者の裏金や買収行為が暴露されることになります。まず米国内の政府役職者、ついで日本やヨーロッパ諸国の政界への買収と工作資金の流れ、世界的なマスコミの買収による偏向報道などが明かされるでしょう。
 日本の政界関係では、岸田元首相を筆頭にして自民党内の左派親中派と、立憲民主党や共産党など、多くの与野党左派議員がUSAIDからの裏金を受けた議員として明かされます。汚点が付かないのは、USAIDから興味を持たれなかった国民民主党と一握りの自民党右派の議員だけになるでしょう。
 自民党右派議員とは、政治活動費をパーティー券で稼いでいたUSAIDからの金が来なかった議員達です。他方で、汚点が付くのはUSAIDの援助リストに載る、親中派の河野、小泉、林氏などと、パーティー券を売る必要が無かった議員たちです。

 現在、自民党支持の保守票を集められるのは、高市早苗議員でしょう。しかし、残念ながら高市氏には保守系議員を結集させる力が不足しており、夏の選挙までに保守系議員をまとめて先頭に立つのは難しそうです。むしろ、選挙前に自民党を出て勢いの有る国民民主党に入り、玉木雄一郎氏を首相として担いで党を盛り立てれば、やがては散らばった保守系議員を結集して出直せるかもしれません。玉木氏は減税派であり、保守系の国民は応援することでしょ言う。まず、玉木さんと榛葉さんを応援することが大事です。

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