外務省解体論
外務省の能力不足が最近とみにひどくなってきました。財務省だけでなく、昔から中国寄りだった外務省の国際感覚の劣化もひどいようです。財務相は片山さつき大臣が省内の再編に力を入れていらっしゃる様ですが、外務省は誰も助けてくれません。切れ者の茂木外相には最初から見放されたのかもしれません。
最近の失策の中国の自衛隊機へのいちゃもんへの日本側の反論を、各国へ詳細に配信すべきところを、小泉進次郎防衛大臣とヘグセス米国務長官に任せっきりで漫然と聞いているだけです。外交で何も言わないのは、相手国の主張を是認しているのと同じで、中国の言い分を認めていることになります。この点中国の戦狼外交は飛び切り激しく働いており勇み足も有りますが、日本の外務省の役人たちは爪の垢でも飲んで、中国を世界で孤立するように働かなければ本分を尽くしているとは言い難いです。
そもそも日本は中韓と言う口先だけで物事を動かそうとする儒教国に隣り合わせており、この2国に対する即応力と頭を使った歴史と儒学に乗っ取った返す刀が必要です。外務省には有名なチャイナ・スクールというものが有り、この様な事態に対峙する教育をしているかと思いましたが、これは買い被りで嘘。レーダー問題にはこれっぽちも対応していません。うわさの様な教育はせず、語学研修だけで、押されれば引くことしか教えないのでしょう。
スマートに身なりと語学を整えるだけで外交的駆け引きを知らないのでは、大学生アルバイトで十分です。いつまでも経済力におんぶして、歴史と知識を武器に相手を論破できなければ、世界も日本外交を認めてくれません。
外務省の最近の大失策は、この度の高市首相のフォーブス誌の「世界を動かす100名の女性」の3位に選ばれたことです。これは慶事です。外務省は、日本の国際的価値を高めるために最大限これを利用すべきです。しかしタマの小さな外務省の役人は、上から下まで高市首相をやっかんでいるくずたちで、中国問題にもしかりで、対トランプでも際立った活動は見えてきません。財務省と共にぶっ潰してしまいましょう。

