ズブロッカ・ジンとがんの手術後
私は現在肝臓がんの手術の予後です。昨年の10月の見つかった肝臓のがんが悪化しない様に、酒は禁止、甘いものも自粛しています。実は、がんが発見される前に買い込んだ酒が全快を冷凍庫で待っています。それは、ズブロッカというポーランド産のジンで、野牛のバイソンの好む?草が1本入っているのがトレードマークです。

本場の英国製のジンに比べると口当たりが柔らかく、37度なのでどんどん呑めて、悪酔いをしません。若い時は、友人と2人で500cc瓶を1本飲んだりしました。おつまみはどうでも良いくらいに美味しいお酒です。
これ以外に現在、机の横に梅酒を作る時に使う1升瓶の天童40度が立っています。芋焼酎が好きで熟成芋には40度のが有るそうで、いつかお目にかかりたい。つまり、我が家の天童はアルコールを摂取するための飲み物です。卓上湯沸かし器でお湯を沸かして、酒と梅干を後から加えて完了。混じりっけなしの焼酎で悪酔いしなくてよいお酒です。
ビールは便所に行くのが面倒で飲みません。飲むと空の缶と汚れたコップが出るのも面倒ですし、何よりも冷蔵庫まで缶を取りに行くのも面倒です。ウオッカも焼酎もグラスを洗面所でさっとゆすいでおけば、それで済むのが楽です。
ワインの美味しさは残念ながら分かりませんし、さらに飲む前にすることが多く、飲んだ後も瓶のゴミ出しは缶より面倒なので飲む気がしません。ワインが好きな方には、飲む前の儀式と飲みながらのウンチクを楽しむ方も多い様で、こういう方との会話は楽しいので飲み友達として最高です。もうひとつ、ワインは冷蔵庫を塞ぐので嫌です。
この点冷凍庫に1本だけ身を細くして待っているズブロッカは、その強い香りと口当たりが禁酒状態の私にとって、見るだけでも「頑張ってがんを治そう」と言う気にさせてくれる希望への道しるべです。
と、言うわけで2月の下旬には手術をしました。肝臓がんの手術を失敗する致死率は0.5~2%とのことで、手術に使う内視鏡手術装置は、ダ・ヴィンチと呼ばれる、高精度で多機能のマニュピレータです。こんな設備と優秀な医師で、最悪2%の壁を乗り越えて生還し、今は手術前にがんを小さくするために行った化学療法の後遺症の、食欲不振と皮膚の痒みに悩み、歩行練習に苦心をしています。
その上に、手術の傷跡が歩くと響いて痛むので、そっと歩いたのでは歩数計がきちんと動きません。折角歩いても10分の1しか歩数が出ないのはとても悔しい。今は1分間で80歩として、時計で歩数を数えながらゆるゆると歩いています。
