羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

AIはこうやって働く、最近の動向は

 AIがどのように働くかを簡単に説明しましょう。AIは問われた課題の答えを創るための答えになるデータを、膨大なデータの中から選び出してその回答案をそのまま、あるいは加工して回答とします。
 そこで、AIはまずLLM(Large Language Model)大規模言語モデルと呼ばれる言語形式で書かれたデータベースの中から、答えにするかもしれない知識としてデータを抽出して蓄積します。
 次に、SFT(Supervised Fine-Tuning)は直訳すれば教師による微調整を、LLMで抽出した多数のデータの中から、どのデータを答えとして選び加工方法を選び、データ処理を教え込みます。ここでは、データが文字形式だけでなく画像形式であることもあります。この、SFTが仕込んだ解き方や前に出された問いに対する解法の記憶によって、答えを造る方法が教え込まれているので、AIは次第に利口になります。
 しかし、LLMとSFTは不完全であり、付随的だが面倒な追加機能が必要です。たとえば、LLMでは知識データをどの様に利用しやすい形式にしておくかが、大事な機能でしょう。言語には英語、中国語、日本語、などなど多種類なので、共通の言語に翻訳しておく必要が有ります。画像データであったら、画像間の比較や言語データと混じったらどうするか、などがさらに多数の道具(機能)が必要です。SFTでは問いによって答えの探し方が異なるので、問いの意図を探ることも必要になります。この様に、SFTには多くの知的な理解と答えの造り方を用意しておくことが必要で、これはLLMよりも作業的にはより困難となります。
 以上の様に、AIはLLMとSFTの2つの機能で働きます。ここで注意しなければならないのは、AIにはそのシステムを造った技術者の個性が残るという事です。そこで、この個性を残して答えに政治性を持たせる方法として、例えば中国製AIは、LLMの検索先を作為的に選んでリベラルな情報データベースの量を増やし、SFTにはリベラルなデータを正しいと教え込んでおけば、AIは中国共産党が好む答えを出します。例えば、中国の新聞や通信社からの情報を、この様なAIのフィルターを通して世界中にニュースとして配信すれば、自国だけでなく他国の読者にも政治的な影響力を密かに遠隔操作で与えることが出来るわけです。
 次にAIに独創性が有るかの問題です。AIはコンピュータを使うので、答えの出し方は決まっています。初期のコンピュータプログラムは決められた筋道でしか答えを作らなかったので独創性は有りません。しかし、AIは途中で解く筋道が枝分かれをして最適な答えを見つけ出し、この枝分かれの条件で答えの方向性が変わって行きます。すなわち、持ってきたデータの内容によっては枝分かれの方法や評価方法を変わり、一見するとコンピュータが自分でプログラムを作っている様に振る舞います。この結果、プログラムを作った者が考えが及ばない答えを見つけ出す可能性が産まれます。これによって、AIは人間が考えつけない答えも創る事が出来るわけです。将棋や碁でAIが人間と戦えるのは、この様な創造性が有るからです。
 そして次は、AI業界の動向です。世界には自前のAIを持つ企業はGoogle、microsoft、Amazon、Meta、OpenAI、Apple、NVIDIAなど、多くの巨大な企業が有りますす。最近、このグループにAnsoropic社が参入しており、株式上場はされていませんが資産価値は140兆円と超巨大で、同社のミュトスはセキュリティの欠陥を見つけ出します。
 この結果、中国が米国の大学や企業に入り込んで、最新のAI技術を盗み出してコピーしたとしても、これ等の米国の企業のAIはミュトスを先頭にして、中国の国策AIのディープ・シークとデータベースをハッキングし、中国共産党の造った全国民の個人情報と監視TVシステムをリアルタイムで盗み観していることでしょう。中国にはディープ・シーク以外にもAIが有りますが、いずれも同じことで、米中のセキュリティは中国が負けています。
 つまり、全ての中国人の個人情報は米国によって抜き取られており、イランの指導者が居場所を突き止められて、ほぼ一瞬で爆撃されて全員が殺された様に、中国の全国民は中国政府だけでなく米国にも行動を監視されています。イランで米国の実力を知った中国共産党の幹部たちは、日々を不安に過ごしているはずです。

 最後に、この写真は2025年10月29日に行われた、高市首相とその隣のAnsoropic社のダリオ・アモデイCEOの会談での記念写真です。同社は東京オフィスをこの時に開設しており、日本政府の強い興味に同社も応えようとしています。

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