羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

アジの干物は自分で作るのが一番

 東京から離れたことが無いので、25歳の時に肺結核を病んで神奈川県の真鶴に初夏の2ヶ月間だけ住んだのが、東京から離れた唯一の経験でした。この療養生活をした時に、東京では食べることが出来ない、新鮮で安いアジの干物とたたきを毎日のように食べていました。現在は流通機構が発達したので新鮮な魚も手に入りますが、アジの様な安い魚はこの流れには乗せてもらえず、漁港のそばに住まなければ美味しいアジを食べるのは無理なようです。
 現在、近海物のアジは生のまま輸送され、小売店で高い単価で消費者に届きます。これとは別に比較的遠い距離で大規模な網を使った漁で大量のアジがとられています。このアジは日持ちを良くするために開きにされて、電熱で赤外線乾燥されて干物となり冷凍保存し、消費者に届けられます。この大型漁船で作られるあじは新鮮なはずですが、干物として加工される際の処理によるものか、真鶴で味わった昔風の太陽を感じる干物ではありません。

 美味しいアジの干物は、獲りたてのアジを開いて、海水でさっと洗って塩味を付けて、竹の簾(すだれ)で天日干しするのが本物です。船のなかの赤外線乾燥機で造られるアジの干物は風通しが悪くて、乾燥が不十分で生臭いのではないでしょうか。さらに大きな欠点は、古い魚の生臭い匂いが染み付いた設備で造られるからでは、と思います。そうなると、本来は美味しいアジの干物を食べるには、自分で作るしかありません。
 アジの干物作りは簡単で、海水は3%の食塩水を自分で造れます。開き方を間違えても、頭が無くても味に変りはないはずです。猫と鳥に持って行かれない様に気をつけるだけです。これから夏に向かって皆さんもお試しください。何回か試せば、きっとおいしいアジの干物を作れる様になります。

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