羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

旬をはずした気軽な夕食

 私の食に関わるブログは、最近の高級店を除いて、全てが自分の経験に基づいており、多くは父から仕込まれたものでした。昔は輸送や冷蔵などが進歩していなかったので、その食材がおいしくなるほんのわずかな期間だけしか出回りませんでした。これは、食材には季節と場所にはそれぞれ旬が有り、旬を外してわざわざ高い値段で味が落ちたものを食べることは有りませんでした。今回は、この旬と言う難しい季節感が無く、手ごろに手に入る食材でこれならいつでも食べられるな、と言う夕食をご紹介しましょう。
 まず一つ目は、新潟で働いていた時に夕食を食べに通っていた、小料理屋で行き着いた夕食です。焚き立てのご飯、具の少ない仙台味噌の味噌汁、蛸か烏賊の刺身、季節の野菜の漬物、冷たい吟醸酒1合の半分を刺身と漬物で飲み、残りを熱いご飯に注いだ、一汁二菜の夕食。これなら1年中楽しめます。
 今は肝臓がんの治療後の経過観察中でお酒が飲めないので、メインの冷酒をかけたご飯を食べることが出来ません。あと半年頑張って体重を5kg増やしたら、全快祝いでこのセットを食べるのを楽しみにしています。


 そして次は枝豆が主役の食事で、これも新潟での夕食がベースです。枝豆には旬が有りますが、最近は新潟の茶豆以外にも美味しい枝豆が各地で出荷されています。初夏から夏の間は、炊き立てのご飯、2人前のさっと茹でて塩をたっぷりと振った硬めに茹でた枝豆、脂気の少ない鰹の刺身、具の少ない赤味噌の味噌汁、これも冷たい吟醸酒1合の半分を刺身と枝豆で飲み、残りを熱いご飯に注いで食べます。
 次は最近、肝臓がんの私に息子が作ってくれた湯豆腐をベースにした食事で、池波正太郎もお好きなようです。豆腐は旬の時期が無いので、いつでも食べられます。それに死ぬ前に食べたいものがこの湯豆腐で、息子が作ってくれるので頼み易いです。
 秋から春までは、きちんととった出汁で豆腐を二丁の小鍋立ての湯豆腐、真冬の時だけはたまに鱈も使いたい。漬け汁は湯呑に長ネギの白い部分の薄い輪切と鰹節に醤油を入れて鍋で温めておく。醸造酒をお燗にして一合半。これだけ。
 私は、色々な食材を一番おいしく頂くのが、最高の贅沢と思っています。これを週に二回食べられれば良いな、と思っていますが、息子家族と一緒なのでこんな脂気の無い食事を大1と高2の孫達に強要することは出来ません。タンパク質と脂質に富んだ食事が主になり、実現は不可能です。爺さんは大人しくして量を3分の1で過ごすのが家内安泰です。

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