羽根邦夫Blog

”工学博士、電磁波対策製品WAVESAFE発明者のブログ”

上手に老いる方法(ケの食事のお進め)

 老いた方々は一人で住む、夫婦二人で住む、子供家族と住む、老人ホームに住む、のいずれかです。後ろに行くほど自由度は失われ、食事は自分の好みから外れて美味しくなくなるかもしれません。しかし、前の方ほど家族との関係が強くて献立を勝手に選ぶことは出来なくたり、家族に合わせる努力が必要となります。家族と一緒に住むことで生じる、努力と家族との同調の圧力は結構大きくて、もしあなたがそれを感じないのであればそれは感受性の不足です。この同調圧力は、食事を作る面倒や味付けよりももっと大きく、ボディーブローのごとく生活に影響します。もし自分が食事に我儘であれば、夫婦二人は一番人間関係が密で相談して改善ができますが同調圧力は大きく、老人ホームほど容易になります。高齢者にとって食事は気を使うもので、勝手過ぎれば栄養が偏ります。
 さて、料理には、食材を準備し、調理して、食べる、の3つの作業が有ります。もしあなたが十分な財産を持ち、3食を外食と出前で済ませることが出来れば、この3つは無くなります。しかしこの方法は、もしあなたが1日の生活をTVと食事だけで過ごすなら、創造性の欠如と記憶の反復使用の停止による、脳機能の休眠と活性度の低下をもたらします。活性度の低下は、認知機能、感情、歩行や身体のコントロールなどの不調の原因となります。
 
 しかしもしあなたが食事を自分で作るなら、食材を購入し、料理をして、自分で味わうことは複雑なフィードバック・ループ、つまり反省と創造、の中に自分を置くことが出来ます。これは主観的で実行を伴う誰にも攻められない快適な独善的行為で、高齢者が生活上許される我儘です。この絶好の行為を捨ててしまう他人任せの食事は、できればしたくありません。
 我儘の食事で何を食べるかは体調に合わせて、味で決めるか栄養価で決めることになります。栄養価は数日間でバランスを取れば良いと思います。生卵2個に牛乳、だけの食事でも良いし、カボチャを煮たのを合せれば脂質が不足していますがバランスはぐっと良くなります。明日はヒレカツでは無くてロースカツにすればさらに良いと思います。今の自分に必要な栄養素を頭の中で計算し、実現できれば十分に幸福だと思いましょう。
 そんなわけで、我儘を通すことが出来る体力と気力と、そして財力が有る間だけでも、安くて済む食事の準備を自分でしましょう。献立にはハレの料理とケ(褻)の料理が有ります。ロースかつはハレの食事で、生卵だけはケの食事です。毎日の食事の大部分はケの食事で、生活で大事なのはケの方です。
 簡単な夕食の例を前回、10月2日のブログに乗せました。これはケの料理でいつでも手に入る食材を使っています。我儘とはこんな感じとお受け取り下さい。美味しくて栄養バランスのとれたケの食事を楽しみましょう。

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